【感想・ネタバレ】ソードアート・オンライン22巻キスアンドフライ「アスガルドに繋がる橋」

この記事では、ソードアート・オンライン22巻キス・アンド・フライの感想・ネタバレを書いていきます。

22巻は4つのエピソードで構成されている短編集になっており、時間軸や舞台となるVRMMOはそれぞれ異なっています。

「ザ・デイ・ビフォア」(ソードアート・オンライン:2024年10月24日)
「ザ・デイ・アフター」(アルヴヘイム・オンライン:2025年6月21日、22日)
「虹の橋」(アルヴヘイム・オンライン:2025年7月25日、26日)
「Sisters’ Player」(セリーン・ガーデンとアスカ・エンパイア:2024年5月)

ソードアート・オンライン22巻キス・アンド・フライの感想・ネタバレ

ここからは早速、ソードアート・オンライン22巻キス・アンド・フライの感想・ネタバレを書いていきます。

ザ・デイ・ビフォア

ザ・デイ・ビフォアはソードアート・オンライン1巻当たりの時系列で、キリトが74層のボスである「ザ・グリームアイズ」を倒して、アスナに婚約した後のストーリーです。

アスナはSAOでは有名人なので、アスナとキリトが付き合っていることがバレるのは時間の問題で、バレたときには大騒ぎになると二人は考えました。

束の間でもゆっくりと二人の時間を過ごしたいと考えた二人は、とっくに攻略されてプレイヤーがほとんどいない層の目立たないがそこそこの広さがある一軒家を買うことにします。

そしてその家が、ユナイタルリング編でも大活躍?のあのログハウスです。

22層にやってきたキリトとアスナ

そこでキリトとアスナは、2024年10月24日午後2時過ぎに22層にやってきました

ソードアート・オンライン2巻には、ユイと出会うのがログハウスに引っ越してきて6日後と書いてあるので、数日違い(ユイと出会う6日前)の物語です。

しかしログハウスがあるはずの場所には、何もない更地になっていたのでした。

ログハウスがなくなった原因は?

キリトはログハウスがなくなっていたことにショックを受けます。

というのもキリトは、SAOの「結婚」のシステムが単純で5秒ほどで終わってしまうため、アスナと思い出が残るように家の前で「結婚」しようと考えていたのです。

アスナはそのログハウスがなかったことにキリトが腑に落ちていないことを察して、二人は今日の夜まで「ログハウスががなくなった原因」について調査することにします

空飛ぶ家

アスナとキリトが二人で考え込んでいると、アスナは空を飛んでいる家を発見します

キリトが目を凝らすと、どうやら家は大きな竜巻に乗っている状態で、その家の窓からあるプレイヤーが手を振っているのが見えました

家の窓から<回復薬>が落ちてきたので、二人は手を振っているのがNPCではなく、プレイヤーだと判断し、そのプレイヤーを助けようと試みます

すると、キリトとアスナのもとに薄茶色の小型犬がやってきて、小型犬の頭上にはクエスト進行中の<?>マークがついていたので、アスナは空を飛んでいる家に関するものだと推測します。

アスナが小型犬に近寄ると、クエストに巻き込まれたのか、大きな竜巻に飲み込まれて二人はログハウス目がけて飛んでいきました

アルゴと再会

竜巻によって飛ばされたアスナとキリトと小型犬のトトは、ログハウスに到着しました。

そしてログハウスから手を振っていたのはアルゴで、アルゴは<全クエスト必勝ガイドブック>発行のために、新クエストの噂がある22層にやってきて、このクエストに巻き込まれたそうだ。

そしてキリトとアスナがクエスト進行に関わる小型犬の<トト>を連れてきてくれたおかげで、クエストは進行し、家は地上に戻りました

オズの魔法使い

地上に降り立った三人と一匹を待っていたのは、案山子<カカシ>、全身鎧<ブリキ>、ワーライオン<ライオン>の三体のNPCモンスターでした。

彼らの頭上にはクエスト進行中の<?>マークがついていました。

どうやら彼らの仲間である女の子が<西の魔女>に連れ去られてしまい、魔女と一緒に戦ってくれる剣士を招くために女の子の飼い犬であるトトに竜巻の呪文をかけたそうだ。

ここでアスナはこのクエストが童話<オズの魔法使い>をモチーフにしていることに気が付きます。

そして一同は<西の魔女>のもとにカチコミに行くことになり、三人のNPCモンスターのおかげでクエストは達成し、ログハウスに戻ったキリトはアスナと「結婚」することにしました

<オズの魔法使い>の原作をソードアート・オンラインのクエストに上手く昇華しており、読み終わったときには、「ああーそういうことか」となりました。

 

ザ・デイ・アフター

こちらのエピソードの舞台は、ALOとなっていますが、ソードアート・オンライン時代のことも関係があるストーリーです。

時系列は2025年の6月21日~22日となっています。

ソードアート・オンラインがクリアされたのが2024年の11月7日、キリトがオベイロンからアスナを救出したのが2025年の1月22日だったので、小説第4巻から半年以上経過した時の物語です。

離脱現象に悩むアスナ

アスナはアルヴヘイム・オンラインで離脱現象に悩まされていました。

そしてあるとき、レイドでボス戦に挑んでいるときにアスナはまたもや離脱現象に襲われて、一時的に意識を失ってしまいます。

システムに詳しいユイに相談した結果、どうやら旧SAOのプレイヤーの強い感情が残した<心の断片>が、アイテムか地形オブジェクトに宿っており、そのプレイヤーがアスナを呼び掛けているそうです。

黒猫団

その話を聞いたキリトは、かつて所属していた黒猫団のプレイヤー(サチが所属していたグループ)のことを思いだし、27層に向かいました

キリトは、アスナを呼び掛けているプレイヤーが「サチ」であると考察します。

そしてユイは、キリトはSAOからアバターを変えてしまっているので、サチはキリトに最も近いアバターであるアスナに呼び掛けていたと考えます。

サチ

そしてサチが死んでちょうど「2年」にあたる2025年6月22日の午後5時45分にアスナはこれまでで最も大きい離脱現象に襲われます

そしてアスナが向かった空間には、ライトブルーのチュニックとミニスカートを装備した黒髪の女性がおり・・・。

 

虹の橋

このエピソードもアルヴヘイム・オンラインでも物語で、時系列でいうと2025年の7月になります。

キリトがアンダーワールドにダイブすることになるのが、2026年の6月なので、キリトがアンダーワールドにダイブする一年ほど前の出来事だといえます。

クエストの分岐

クラインやエギルを含めたキリトたち一行はアルヴヘイム・オンラインにて、<深海の略奪者>というクエストを受けていました。

どうやらそのクエストには「分岐」があるようで、キリトたちは他大勢のプレイヤーたちとは別の「分岐」をしたようでした。

アース神族

キリトたちの場合のクエスト<深海の略奪者>では、クラーケンとアース神族に仕えるリヴァイアサンがアース神族の「御子の卵」を巡って戦い、勝利したリヴァイアサンはリヴァイアサンが卵を持ち帰りました。

どうやらクラーケンは「御子の力(=御子の卵のことと思われる)」というものを使って、アース神族を倒そうと試みています。

一方リヴァイアサンはその卵は「いづれ全ての海と空を支配するお方のものであり、新たな御室へ移す」と意味深なことを言います。

リヴァイアサンの言葉の意味

クエスト<深海の略奪者>についてサクヤに相談を持ち掛けたキリトは、リヴァイアサンの「全ての海と空」という言葉から、

「海」はALOで最も低い座標はクエスト<深海の略奪者>のステージ

「空」はALOで最も高いところにある世界樹のてっぺん「雷竜の巣」

を表していることに気づき、<深海の略奪者>のクエストの続きは「雷竜の巣」に行けば発生するのではないかと推測します。

雷竜の巣

世界樹の頂は、<雷竜の巣>と呼ばれる暴風と雷でおおわれており、これまでにその中に到達したことがある人はいないそうです。

キリト、アスナ、リーファ、シリカ、リズベットの五人は、手を繋いで星の形を描く集団飛行テクニカル「星形結合」で、無理やり雷竜の巣を突破することに成功します

空の王 フレースヴェルグ

雷竜の巣の中には、「空の王 フレースヴェルグ」がいましたが、今すぐ立ち去るようにと言い、空の王の頭上にクエスト開始の<!>は出いませんでした。

しかしリーファはフレースヴェルグに「虹の橋ビフレストは存在するのか」と聞きます。

すると「アスガルドから生じているビフレストは存在するが、行きつく先はそなたらの国ではない」とまた意味深なことを言い残します。

リーファは北欧神話ではビフレストの先は、妖精の国アルヴヘイムではなく、人間の国ミッドガルドに繋がっていることを思いだします。

すなわち、フレースヴェルグが言っていたビフレストの繋がる先というのは、新生アインクラッドであり、アインクラッドが百層まで攻略されたときにアスガルドに繋がるビフレストが現れるのではないかと考察します。

この伏線の回収は・・?

これはかなり大きな伏線だと考えられますが、本編ではユナイタルリング編が始まっており、アインクラッドは地上に墜落し、世界樹を含めてアルヴヘイムは消えました。

そのためユナイタルリング編が始まるまでの時間に、キリトたちはアインクラッド百層まで攻略して、アスガルドに到着していたのでしょうか

そしてその物語は、すでに発売されているアニメのDVD・Blu-rayに付属する小説に載っているのでしょうか・・・?

うーん分かりません。

クレスト・オブ・ユグドラシル

話は戻りますが、フレースヴェルグは暴風を発生させてキリトたちを雷竜の巣の外に追いやろうとします。

キリトは吹き飛ばされないように、世界樹の木の枝につかまりますが、木の枝は折れてしまい、一同は外に追いやられてしまいます

折れた世界樹の枝は「クレスト・オブ・ユグドラシル」という伝説武器クラスのスタッフになっており、その杖はメイジであるアスナに使ってもらうことになりました。

 

Sisters’ Player

このエピソードは、キリトたちがまだソードアート・オンラインにとらわれている時間の物語で、舞台となるVRMMOはアスカエンパイアとセリーンガーデンです。

メリダと出会うユウキ

末期患者の緩和用のVRMMOとして開発されたセリーンガーデンは、戦闘は一切発生せず、雪原や山や森のある広大なマップがあるゲームです。

そんなセリーンガーデンの特徴は、自分の家を建てることができる<ハウジング>要素や昆虫を育てて戦わせる<ムシバトル>などとなっています。

そのセリーンガーデンでユウキと姉のランは、メリダと出会い、メリダに紹介されてユウキとランはアスカエンパイアで遊ぶようになります

そこから三人は打ち解けあい、友達になります。

生きる意味、生きた証

メリダは、もともとソードアート・オンラインのβテストに参加しており、SAO本編リリース前に脳腫瘍が見つかったため、デスゲームであるSAOに参加することを免れました

しかしメリダは、ソードアート・オンラインというデスゲームの中で、強力なモンスターから友人を助けることで、「自分の生きた証」を残したかったとユウキに語ります。

そしてある日、メリダはソードアート・オンラインのカセットが入ったナーヴギアを被り、ソードアート・オンラインの世界に繋がろうとします

スリーピングナイツ

ユウキは、ソードアート・オンラインの世界に行かなくても、アスカエンパイアやセリーンガーデン、現実世界にメリダが生きる意味はあるといいます。

ユウキは、メリダが命を燃やす価値があるものを見つけてみせるといい、それを証明するためにユウキはメリダにアスカエンパイアでの決闘(デュエル)を申し込みます

デュエルにはユウキが勝利し、メリダは「可能性」を見つけます。

ランは、自分たちと同じような境遇の人を誘ってギルドを造り、仮想世界の果てまで冒険しようとメリダとユウキに持ち掛けます。

そしてギルド「スリーピング・ナイツ」が結成されました。