この記事ではメタルギアソリッドシリーズとデスストランディングの繋がりについて解説していきます。
メタルギアソリッドとデスストランディングに「ストーリー」や「世界」の繋がりがあるか知りたい人はぜひ読んでみてください。
結論から言いますと、『メタルギア』シリーズと『デスストランディング』の世界に繋がりは全くありません。
メタルギアと世界やストーリーのつながりはない
デスストランディングとメタルギアシリーズに「ストーリー」の繋がりはありません。
キャラクターはメタルギアシリーズとは全く別物で、新しいキャラクターたちが登場します。
メタルギアの「世界」とデスストランディングの「世界」繋がっていることを匂わす要素も全くありません。
デス・ストランディングの「メタルギア」小ネタを5つ紹介
しかし、ファンサービスで「メタルギア」シリーズの小ネタがゲーム内に散りばめれています。
ここからは、ゲーム内のを「メタルギア」シリーズの小ネタ紹介します。
デス・ストランディング以前の世界が「愛国者達」が作り出した世界に似ている
手錠端末で見られるメールによると、デスストランディング以前の世界は「共生監視社会」と呼ばれています。
「共生監視社会」というコンセプトは、自由が失われ、政府や企業による監視と支配が強まることであり、それは『愛国者達』がS3計画で目指していたことでした。
S3計画とは
Selection for Societal Sanity(社会の思想的健全化のための淘汰)」。
1970年代から国家を影で支配してきた闇の組織「愛国者達」によって実施された計画。 21世紀に入るとデジタル革命とインターネットの普及により、個人の携帯電話やパソコンなどといったツールから膨大な情報が発信、 多くの人間がそれらを閲覧するようになった。
愛国者達はこのデジタル社会において、すでに発信されてしまった情報を検閲するという今までのやり方では完璧な情報統制を行うことができなくなることを危惧し始めたのだった。
そこで愛国者達は世界中の人間の意志をコントールするシステム、 つまり都合の悪い情報がそもそも個人から発信されなくなるようなシステムの開発に乗り出す。 それは機械のような形のあるシステムではなく、人間が普段の生活で何気なく見るもの、聞くもの、選択するものの中に 自然と意志を誘導する要素を含ませるというものであった。
これにより愛国者達は 「人々は自分で判断してると思っていることが、実は無意識下で愛国者達に操られている」という世界を作り出していった。 当然その過程の中で、愛国者達にとって都合の悪い情報を削除する”検閲”も平行して行われた。 このようにして愛国者達は人間が頼るところの文化や思想そのものに変貌していった。
これを実現するために愛国者達が考えだしたメソッド(方法)とそれを扱うプロトコル(手順)こそがS3(エススリー)と呼ばれるものだった。
参照元:メタルギアコンベンション
ダイハードマンのセリフ
「君がスパイや特殊工作員なら、もう失格だ」とダイ・ハードマンが言うシーンがあります。
『メタルギア』シリーズの主人公であるスネークを意識したものだと思います。
ちなみに、ダイハードマンの声優とメタルギアシリーズの主人公であるスネークの声優は同一人物です。
ママーのセリフ
ゲームのオープニングを終え、サムがセントラル・ノット・シティにいるママーに最初の配達を完了すると、ママーは「遅かったじゃないの」とサムに言います。
「遅かったじゃないの」というママーのセリフは、「メタルギアソリッドV グラウンドゼロズ」のミッションで聞き覚えのあるセリフです。
スネークが捕虜になった兵士を敵の基地から助けなければならない「SIDE OPS:諜報員奪還」というクエストです。
スネークがその兵士を無事にヘリコプターに乗せたとき、その兵士を演じていたのは小島監督自身であることが明らかになるというクエストです。
放浪のMC
放浪のMCの声優は、メタルギアソリッドでミラーと同じ声優です。
サムがカイラル通信をつなげると、「放浪のMC」がやってきます。
「ああボス、遅かったじゃないか、君に会いたかった!」
「それはラッコかカズ?それとも会えて浮かれているのか?」
明らかに「メタルギア」を意識したセリフですが、ファンサービスのセリフであり、デスストランディング自体はメタルギアシリーズとはつながっていません。
配送ロボットが月光に似ている
デスストランディングの配送ロボットは、『メタルギアソリッド4 ガンズオブザパトリオット』に登場したメタルギア月光に酷似しています。