この記事はNetflixドラマである「レッドノーティス」のネタバレが含まれているのでご注意ください。
レッドノーティスは、ドウェイン・ジョンソン、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズといった主役級の俳優・女優が三人もそろった豪華な作品です。
そのレッドノーティスにエドシーランというイギリスのミュージシャンがカメオ出演し、日本人の視聴者の中には、
- 「カメオ出演であることは分かったけど誰なんだろう」
- 「なぜレッドノーティスにカメオ出演することになったのだろう」
と疑問に思う方も多いと思うので、この記事では、それらについて解説していきます。
エドシーランのカメオ出演シーン
レッドノーティスの終盤には、クレオパトラの黄金の卵を手に入れたビショップの2人は依頼主のエジプトの国王の娘の結婚式にやってきます。
その王女の結婚式のために、国王はクレオパトラの卵を持ってくるようにビショップに依頼したことが分かるシーンです。
しかし、結婚式の余興でエドシーランがミュージシャンとして登場します。
王女はクレオパトラよりもエドシーランの方に夢中で、クレオパトラの卵のことは見向きもせずエドシーランの下に向かいます。
クレオパトラの卵のありかを突き止めたインターポール(国際刑事警察機構)は結婚式に乱入し、エドシーランを含めた参加者は逮捕されていきます。
当局に連れて連行されるエドシーランは、
「俺を誰だか分ってるのか!俺はゲームオブスローンズに出ていたんだぞ!」
「俺はエドシーランだぞ!クソ野郎!!」
と暴言を吐きながら連れていかれます。
ゲームオブスローンズでのカメオ出演
ゲームオブスローンズにて、エドシーランはラニスター家の歩兵役として出演しました。
歌声も披露したのですが、ゲームオブスローンズのファンの一部からはファンタジー世界に彼をカメオ出演させたことは世界観に合ってないという批判があったそうです。
ちなみにファンの推測では、エドシーランが演じた兵士はカメオ出演の後に死んだそうです。
カメオ出演は監督のアイデア
脚本・監督を務めたローソン・マーシャル・サーバーは、エドシーランのカメオ出演は彼のアイデアで、レッドノーティスのアイデアを書き留めるノートに彼のカメオ出演について書いていたそうです。
その後、サーバー監督とエドシーランの共通の友達に連絡をとり、エドシーランがカメオ出演させることに決まったそうです。
エドシーランは何者なのか
エド・シーランは1991年2月17日に、イギリスのハリファックス(イングランド北東部、ウェスト・ヨークシャー)で生まれました。若い頃からギターを弾いていたそうです。
イギリスのシンガーソングライターで、代表的な曲は次のようなものがあります。
- 「Shape of You(シェイプ・オブ・ユー)」3rdアルバム「÷ (ディバイド)」収録。
- 「Happier」3rdアルバム「÷ (ディバイド)」収録。
- 「Castle On The Hill」3rdアルバム「÷ (ディバイド)」収録。
- 「Everything Has Changed」テイラー・スウィフトとエド・シーランのコラボした曲。
- 「Perfect Duet (with Beyoncé)」エドシーランとビヨンセがコラボした曲。
3rdアルバム「÷ (ディバイド)」でグラミー賞を受賞しています。
グラミー賞とは
アメリカ合衆国の音楽産業において優れた作品を創り上げたクリエイターの業績を讃え、業界全体の振興と支援を目的とする賞だが、今日世界で最も権威ある音楽賞のひとつとみなされており、テレビにおけるエミー賞、舞台におけるトニー賞、映画におけるアカデミー賞と同列に扱われる。
毎年2月に授賞式が行われ、著名なアーティストによるパフォーマンスや代表的な賞の授賞の模様が全米をはじめ世界の多くの国で放映される。
参照元:Wikipedia
【余談】クレオパトラの卵は実在するのか
ファベルジェのイースターエッグ
参照元:RestauArts
結論を言うと「クレオパトラの卵」というものは実在しませんが、ロシアの宝石商・金細工師であるピーター・カール・ファベルジェの作品であるイースターエッグが由来であると考えられます。
1885年にロシア皇帝であるアレクサンドル3世は妻マリア・フョードロヴナへのプレゼントとしてイースター・エッグの作製するよう依頼しました。
アレクサンドル3世の子供であり次の皇帝となるニコライ2世は、母マリアと妻アレクサンドラ・フョードロヴナのためにイースターエッグをファベルジェに作らせていたそうです。