――夢の最終章を彩るエンドレスと神々、そして人間たち――
2025年7月、Netflixのファンタジー大作『サンドマン』がシーズン2にして最終章として帰ってきます。
ドリーム(トム・スターリッジ)はエンドレスの家族と再会し、過去の過ちと向き合いながら、夢と現実の世界を救うために不可能な選択を迫られていきます。
本シーズンでは、エンドレス全員がついに揃い、さらに北欧神話の神々や妖精、人間たちが物語を大きく動かします。
ここでは、シーズン2の主要キャストとそのキャラクター、過去の出演作を一挙に紹介します。
エンドレス・ファミリー
■ エイドリアン・レスター(運命/デスティニー)
エンドレスの長兄であり、すべての出来事が記された「運命の書」を携える存在。
冷静沈着で全知的ですが、家族への愛情も秘めています。
最年長であり、すべての過去・現在・未来が書かれた「運命の書」を鎖で手首に繋いでいる
彼自身が“運命”そのものであり、変更することはできない
領域:分岐する小径の庭園
シジル(象徴):書物
過去の出演作
『レネゲード・ネル』『リビエラ』『スコットランドのメアリー女王』『ハッスル』『明後日』
■ カービー・ハウエル=バプティスト(死/デス)
ドリームの妹で、最も優しく賢明な存在。
シーズン2では、他の兄弟との関係性も描かれ、デス自身の物語が深まります。
- 宇宙で二番目に古い存在
- すべての生命の最期に寄り添う案内人
- 百年に一度、人間として一日を生きる
- 家族の中で最も思いやりがあり、調停者的存在
- 領域:死後の世界
シジル:アンク(生命の鍵)
過去の出演作
『シュガー』『バリー』『ハック』『キリング・イヴ』『グッド・プレイス』
■ トム・スターリッジ(夢/ドリーム)
夢の王にして本作の主人公。
再建された王国と家族会議をきっかけに、彼の運命は大きく動き出します。
- 物語の中心人物
- 夢・物語・想像力・無意識の支配者
- 責任感が強く、厳格で傲慢な面もある
- 領域:ドリーミング
- シジル:兜(ヘルム)
過去の出演作
『Sweetbitter』『Mary Shelley』『The Hollow Crown』『Far from the Madding Crowd』
■ バリー・スローン(破壊/デストラクション)
役割を放棄し、創造と変化を求めるエンドレスの兄弟。
家族を愛しながらも、かつての役目には戻ろうとしません。
過去の出演作
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』『コール オブ デューティ:モダン・ウォーフェア』『リベンジ』
■ メイソン・アレクサンダー・パーク(欲望/デザイア)
あらゆる欲望の具現化。
ドリームに執着し、家族間の緊張をさらに煽ります。
過去の出演作
『量子飛躍』『iCarly』『国歌』『移植』
■ ドナ・プレストン(絶望/デスペア)
欲望の双子で、すべての希望が失われた瞬間を象徴する存在。
シーズン2では、より大胆でいたずら好きな一面も描かれます。
過去の出演作
『グッド・オーメンズ』『アポカリプス・ワウ』『ハード・セル』『ヒットマンのボディガード』
■ エスメ・クリード=マイルズ(せん妄/デリリウム)
エンドレス最年少。かつては「無邪気な喜び」だった存在。
支離滅裂な言葉の裏に、独自の論理が隠されています。
過去の出演作
『ヴォックス・マキナの伝説』『ドール・ファクトリー』『ハンナ』『ミスター・ロンリー』
ドリーミングとその住人たち
■ ヴィヴィアン・アチェアンポン(ルシエンヌ)
ドリーミングの主任司書で、ドリームの最も信頼できる助言者。
過去の出演作
『エリー&ナターシア』『魔女』『ファマラム』『スケッチトピア』
■ パットン・オズワルト(マシュー)
かつて人間だったカラスで、ドリームの使者。
過去の出演作
『ゴールドバーグ家』『エターナルズ』『ファミリー・ガイ』『A.P.バイオ』『エージェント・オブ・シールド』
■ マーク・ハミル(マーヴ・パンプキンヘッド)
ドリーミングの建築請負人。文句を言いながらも仕事熱心。
過去の出演作
『インヴィンシブル』『チャッキー』『マンダロリアン』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
地獄・神々・妖精たち
■ グウェンドリン・クリスティ(ルシファー)
地獄の支配者。優雅で美しく、狡猾。
過去の出演作
『ゲーム・オブ・スローンズ』『セヴェランス』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
■ クライヴ・ラッセル(オーディン)
北欧神話の主神。ラグナロク回避のため、極端な手段も辞さない。
過去の出演作
『ゲーム・オブ・スローンズ』『ドラキュラ』『リッパー・ストリート』
■ フレディ・フォックス(ロキ)
狡猾で信用ならないトリックスターの神。
過去の出演作
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』『スロー・ホース』『ザ・グレート』
■ ローレンス・オファラン(トール)
北欧の雷神。粗暴で短気、そして破壊的。
過去の出演作
『ヴァイキング』『ゲーム・オブ・スローンズ』『ブラック’47』
■ ジャック・グリーソン(パック)
妖精王オーベロンに仕えるホブゴブリン。
過去の出演作
『ゲーム・オブ・スローンズ』『セーフ・ハーバー』
■ アン・スケリー(ヌアラ)
妖精界からの誠実な外交官。
過去の出演作
『バイキング』『ネバーズ』『デスとナイチンゲール』
■ ダグラス・ブース(クララカン)
享楽主義的な妖精の使節。
過去の出演作
『メアリー・シェリー』『ジュピター・アセンディング』『高慢と偏見とゾンビ』
人間と運命に翻弄される者たち
■ ジェナ・コールマン(ヨハンナ・コンスタンティン)
現代と過去、二つの時代を生きるオカルト冒険家。
過去の出演作
『ドクター・フー』『ザ・サーペント』『ヴィクトリア女王』
■ ルアイリ・オコナー(オルフェウス)
ドリームとミューズ・カリオペの息子。
過去の出演作
『ザ・モーニング・ショー』『ティーン・スピリット』
■ フェルディナンド・キングスリー(ホブ・ガドリング)
600年以上生き続ける不死の男。
過去の出演作
『リーチャー』『サイロ』『ヴィクトリア』
■ ディニータ・ゴヒル/ニーナ・ワディア/スアド・ファレス(フューリーズ)
血の罪を裁く復讐の三女神。
まとめ
『サンドマン』シーズン2は、壮大なキャスト陣が集結する最終章です。
エンドレスの物語、神話の神々、そして人間たちの運命が交錯するこのシリーズは、まさにファンタジードラマの到達点と言えるでしょう。
2025年7月、夢の終わりを見届ける準備はできていますか?



