この記事では、Disneyプラスの『スターウォーズ』ドラマである『ボバ・フェット』でボバ・フェットを演じた俳優のテムエラ・モリソンについて解説していきます。
- ボバ・フェットを演じた役者が気になる方
- テムエラ・モリソンのスターウォーズ以外の出演作品について知りたい方
このような方におすすめのの記事となっています。
テムエラ・モリソンとは何者なのか
テムエラ・デレク・モリソンは1960年12月26日にニュージーランドの北島にあるロトルアという町で生まれた俳優です。
1992年から1995年に放送されたニュージーランドのメロドラマのショートランド・ストリートでホーン・ロパタ博士役で初めて主要キャラクターを演じました。
彼は、1994年の映画「ワンス・ウォリアーズ」とその1999年の続編でジェイク「ザ・ムス」・ヘケとして主役を演じたことで批評家の称賛を得ました。
ロトルアは、ニュージーランドの先住民であるマオリの伝統的な木彫りや織物などを体験することができる場所で、間欠泉を見ることができる観光名所でもあります。
モリソンは現在もニュージーランドに住んでおり、ニュージーランド、オーストラリア、アメリカの映画に出演しています。
テムエラモリソンはモアイ、スコットランド、アイルランド人の子孫であるそうです。
俳優業のさまざまな功績からニュージーランドの勲章を授与されています。
SF映画の金字塔「スターウォーズ」での活躍
ニュージーランド以外では、『スターウォーズ』の仕事が有名で、2002年のエピソード2『クローンの攻撃』で初めてジャンゴ・フェットを演じました。
ジャンゴフェットのほか、エピソード3『シスの復讐』ではクローントルーパーやの声優を務め、ドラマ『ボバ・フェット』ではジャンゴの完全なクローンであり息子のように育てられたボバ・フェットを演じています。
また2004年にDVDとして再リリースされたエピソード5『帝国の逆襲』ではボバ・フェットの声優を務めています。
ゲームの『スターウォーズ』でもトルーパー声優を務める
2005年にエレクトロニックアーツから発売された『スターウォーズ:リパブリックコマンド』ではクローンコマンドー「ボス」を演じました。
『リパブリックコマンド』では、クローン戦争を戦う精鋭部隊のリーダーとなって、混沌とした銀河をめぐる争いの物語です。
スターウォーズ:バトルフロント/バトルフロント2(2004年/2005年)でトルーパーやジャンゴフェット、ボバ・フェットの声優を務めました。
2015年と2017年に発売された『スターウォーズ:バトルフロント/バトルフロント2』でも、声優を務めています。
Disneyプラスのドラマ『マンダロリアン』(2020)の第2シーズンで初めて声優ではなく顔も出して演じることになりました。
『ボバ・フェット』ではタトゥイーンの砂漠を支配する大名に!
また、Disneyプラスのドラマ「マンダロリアン」の第2シーズン(2019年から現在)とスピンオフの「ボバフェット」では主役としてボバフェットを演じています。(2021年–現在)。
タトゥイーンでの成り上がり物語
砂漠の惑星であるタトゥイーンで、怪物の飲み込まれてべスカーの鎧を失ってから、タトゥイーンの大名に成り上がるまでの冒険ストーリーを見ることができます。
一昔前に話題になった「異世界転生小説」のように、初めはべスカーや武器を無くして体一つだったボバが武器や仲間を集めてタトゥイーンで成り上がっていくのが見てて面白いです。
主人公がおっさんだと侮るなかれ!
激しい戦闘シーンでは、若い役者では表現できない「必死さが伝わってくる迫真の演技」が度肝を抜かれます。
エピソード1からエピソード3のボバ・フェットはもちろん違う役者(ジェレミー・ブロック)が演じていました。
アクアマンの父親でもあり、モアナの父親でもある
2018年に公開された映画『アクアマン』では灯台守であり、主人公アーサーの父親であるトムを演じており、2022年12月16日に公開される予定の『アクアマン:失われた王国』でも再びアーサーの父親役を演じます。
DCコミックス関連の映画には2作品出演しており、2011年の映画『グリーンランタン』ではアビン・サーを演じました。
またモリソンは、ディズニー映画『モアナと伝説の海』(2016)ではモアナの父親であるトゥイ・ワイアリの声優を務めています。