アサシンクリードオデッセイの感想・評価まとめ
Contents
シーズンパスの内容:
・それぞれ3つのダウンロードコンテンツのエピソードからなる2つの新たな物語
・ローンチ時にプレイ可能な追加ミッション「ギリシアの秘密」
・ゲーム本編:「アサシン クリードIII リマスター」、「アサシン クリード レディリバティ リマスター」
良い点・悪い点まとめ
・武器やアビリティにおって戦い方様々
・ストーリーの会話で選択肢が多くある
・フォトモードがある
・課金要素は親切
・マップのロケーションが多すぎる
・強くてニューゲームがない
・ガチャは少し微妙
古代ギリシャのマップ

アサシンクリードオデッセイの舞台は紀元前の古代ギリシャです。
アサシンクリードオリジンズよりも昔の物語で、アサシンは存在していません。
マップはペロポネソス半島からクレタ島までの海や島々です。
グラフィックがすごくきれいなので、マップを探索しているだけで楽しめます。
ちなみに人の肌のクオリティ(作り込み)もかなりすごく、メインキャラクターはもちろん、モブNPCもしっかりと作りこまれていす。
主人公は、ストーリーで自分の船を入手することができるので、広大な海を冒険することもできます。
アサシンクリード4ブラックフラッグのときよりも船の操作がしやすくなっただけでなく、海ならどこでも海中に潜ることができるようになりました。
海の中には古代の石像や沈没した船などが眠っていたりします。

また、アサシンクリードオリジンズでもあった「ディスカバリーモード」は本作にもあるので、古代ギリシャの歴史や文化を学ぶことができます。
各ツアーの最後には、キャラクターが問題(クイズ)を出してくれるので、知識を定着させることもできます。
このモードでは戦闘が一切発生しないので、落ち着いて古代ギリシャを探索することもできます。
選択肢によってストーリーが変わる!
主人公を選択する

アサシンクリードオデッセイは「主人公をアレクシオスかカサンドラのどちらにするか」という選択から始まります。
一度主人公を決めると、あとから変更できません。選ばなかった主人公はストーリーで敵として登場します。
主人公をどちらにしても、ゲームのストーリー・イベントは同じです。
入手できる防具もほとんど同じですが、1種類だけアレクシオスかカサンドラで見た目が変わる防具があります。
過去作にあたるアサシンクリードシンジケートも男女2人(エヴィーとジェイコブ)のアサシンが主人公でした。
しかしシンジケートでは、主人公を二人から選択するのではなく、2人のストーリーが同時に進んでいました。
恋愛(ロマンス)要素について
アサシンクリードオデッセイから特定のキャラクターとロマンス(恋愛)ができるようになりましたが、どちらの主人公を選んでも全てのキャラクターと恋愛関係になれます。
つまり、男同士、女同士の恋愛も可能だと言うことです。
ちなみにウィッチャー3のように、恋愛を同時進行したことによって修羅場イベントが起こることはありません。
ストーリー中の選択肢
「選択肢」によって今後のストーリーが変わるゲームといえば、ウィッチャー3でしょう。
ウィッチャー3では
・ハッピーエンドのためには、気づきにくいイベントをこなす必要がある
・連続で正しい選択を選ばないと、ハッピーエンドにならない
・ある選択肢が、今後のストーリーにずっと影響し続ける
といったように、一つの選択が命取りになるようなものばかりで、気軽に遊べませんでした。
しかしアサシンクリードオデッセイでは、選択肢によるストーリーの変化はウィッチャー3ほど大きくはありません。
エンディングの分岐に関わるような選択肢もありますが、直感的に「こっちが正しいだろ」と思う選択肢を選べば、上手くいくものがほとんどです。
一つの選択がのちのちのストーリーに大きな影響を与えることはないので、ウィッチャー3よりかは気楽に選択肢を選べます。
戦闘システムについて
アサシンクリードオデッセイの戦闘は、アサシンクリードオリジンズに似ていますが、大きく違います。
結論を言うと、戦闘はアサシンクリードオデッセイの方が難しくなっています。
敵のレベルシステムが変わった
どういうことか簡単に言うと、「敵のレベルは、自分のレベルの前後になる」ということです。
これまでのアサシンクリードオリジンズでは、自分のレベルと敵のレベルは別物でした。
そのため、成長してから初期の街に行くと敵のレベルが低いため簡単に倒せました。
しかしアサシンクリードオデッセイでは自分のレベルが上がると、敵も自分のレベルに合わせてレベルアップするので、「俺TUEEE」とか「無双」はいつまでたってもできません。
逆に言えば、常に歯ごたえのある戦いができると言えます。
アビリティのボタン割り当て
「じゃあ、レベル以外に主人公の成長要素はないの?」という話ですが、もちろんそれ以外にも成長要素はあります。
それがアビリティです。

これはレベルアップした時に得られるポイントを使って、アビリティを解放、強化していくことができます。
アビリティのこのシステムは、アサシンクリードオリジンズにもありましたが、アサシンクリードオデッセイでは、解放したアビリティを全て使えるわけではありません。

どういうことかというと、アビリティを解放したら、そのアビリティを「〇、×、△、□」のボタン(PS4の場合)に割り振ることになるからです。
四つのボタンに割り振られたアビリティしか使うことはできません。
また、アビリティの割り振りは、近接武器と遠距離武器(弓)で別々に分かれており、
それぞれに「〇、×、△、□」のボタンを割り振るので、合計8つのアビリティを割り振る(使える)ことができます。
アサシンクリードオリジンズのため攻撃が弱体化

アサシンクリードオリジンズでは最強かつ便利だった、武器の「ため攻撃」。
本作では敵の盾を貫通して攻撃できないだけでなく、前作ほどのダメージはなくなり弱体化しています。
征服戦争
アサシンクリードオデッセイでは征服戦争というものがあります。
ギリシャではスパルタとアテナイが戦争をしており、マップをセグメント分けされた各領域の指導者を倒すと、征服戦争が可能になります。

そのときに、主人公はスパルタかアテナイのどちらかの味方に付くか選択できます。

征服戦争が始まると、マップ上にスパルタとアテナイの兵士がうじゃうじゃおり、スパルタの味方に付いたらアテナイ兵を倒し、アテナイの味方に付いたらスパルタ兵を倒します。
征服戦争に勝利した際に得られる報酬がなかなかいいものなので、やってみる価値はあります。
アサシンクリードオデッセイのストーリー
アサシンクリードオデッセイのストーリーは、
・果てなき旅
・コスモスの門徒狩り
・2つの世界の狭間で
の3つに分けることができます。
果てなき旅
これがメインのストーリーとなります。
主人公は子供のころはスパルタで育ったのですが、あることから父親である二コラオスに崖の上から投げ落とされてしまいます。
その後、主人公はケファロニア島に流れ着き、現在では傭兵として働いています。
そんな中、主人公は自分の船と船員を手に入れて、ケファロニア島を離れて、アテナイ、スパルタなどがあるペロポネソス半島に渡ることになります。
そこからは
・父親と母親を探す旅
・ペロポネソス戦争の裏で暗躍しているコスモスの門徒を倒す
・生き別れた弟(妹)との対峙
などの冒険が、古代ギリシャで始まります。
コスモスの門徒狩り

先程、コスモスの門徒という言葉が出てきました。
これはギリシャを裏から支配している仮面の集団です。
テンプル騎士団と関係があるのかと言われると、そうでもなさそうです。
アサシンクリードオリジンズで登場したテンプル騎士団の前身の「古き結社」とも関係はないようです。
しかし「古き結社」は、ダウンロードコンテンツ第一弾「最初の刃の遺産」で登場します。
2つの世界の狭間で

主人公は、家族を探す旅の中で、テラ島(現在のサントリーニ島)を訪れることになります。
そこで古代の遺跡を発見します。その遺跡にはイスの知識が収められているそうだ

主人公は、そのイスの知識がコスモスの門徒の手に渡らないように、このアトランティスの門を封印することになります。
その封印を行うためには、ギリシアにある4つの秘宝を持ってこなければならないそうだ。
ダウンロードコンテンツ第二弾の「アトランティスの運命」では、アトランティスの封印の先にある「アトランティスの謁見の間」からエリュシオン、冥府、アトランティスへ旅立つことになります。
ファンタジー要素が強くなった
アサシンクリードシリーズは「かつて来たりしもの」や「エデンの果実」といったファンタジー・SF要素は昔からあったが、本作ではそのような要素が強くなりました。

アサシンクリードオデッセイの本編では、
・ミノタウロス
・キュプロクス
・メドューサ
・スフィンクス
といったギリシャ神話における怪物たちと戦うことになります。
ミノタウロスがいるとされるクレタ島のラビリントゥスにも行くことになります。
「ダウンロードコンテンツ第2弾」では神話の世界へ

そしてダウンロードコンテンツ第二弾「アトランティスの運命」では、先述のような古代ギリシャの死後の楽園に行くことができます。

それだけではなく、「アトランティスの運命」ではケルベロスといった怪物とも戦うことになります。
そしてダウンロードコンテンツ第二弾の最後にはギリシャ神話の伝説の地である「アトランティス」に訪れます。
ダウンロードコンテンツ第2弾は3つのエピソードに分かれています。
課金・ガチャ要素について
課金・ガチャ要素がアサシンクリードオデッセイをダメにしていると言う方もいますが、私はそう思いません。
アサシンクリードオデッセイの課金要素はプレイヤーにとって親切な設計になっていると思います。
課金要素について
まずは課金要素から話します。
アサシンクリードオデッセイの課金要素は次の2つです。
・かっこいい武器・装備のアンロック
・ゲーム攻略の時短になるもの
かっこいい武器・装備のアンロックについては、別に購入しなくてもその他のかっこいい武器・装備は本編でたくさん入手できるので、無理に買わなくていいと思います。
装備の性能面については、課金装備と本編で入手できる装備とで違いはありません。
装備一つにつき、600円ほどで買えたので、スマホゲームのように非常識な値段ではないと思います。
時短要素についてですが、これを購入するとゲーム内で使える素材を買えたり、マップ上のロケーションの未発見の場所をアンロックしたりすることができます。
忙しい社会人で、「金を使ってでも早く攻略したい」と思っている方にはお勧めですが、通常の人やまったり遊びたい人にとっては不必要なものだと思います。
ガチャ要素について

ガチャはゲーム本編ですることができ、ガチャで先述の課金武器を入手することができます。
2種類のガチャ
ガチャは二種類あり、
①少ない「貴重アイテム」を使ってランダムに装備を得る:雑魚武器が手に入る可能性がある
②たくさんの「貴重アイテム」を使って五つのアイテムから欲しい装備を選ぶ:五つのアイテムは定期的に変わるが、その中から欲しい装備を確実に入手できる
その「貴重なアイテム」は毎日更新される「デイリークエスト」というクエストをクリアすることで入手できます。
装備一式をガチャで集めるのは困難
ところで、アサシンクリードオデッセイでは、装備が頭部から脚まで五つのパーツに分けられており、別々のアイテムとなりました。
そのため①のガチャをして狙っている装備一式(五つのパーツ)をそろえることは困難だと思います。
②のガチャで確実にコツコツそろえていくのがいいと思います。
とはいってもガチャで課金装備一式をそろえることはかなりめんどくさいので、そこは悪いところだと思います。
私はしびれを切らして、課金して装備を購入しました。

馬や船といった一個のアイテムのものは、ガチャで獲得する方がお得だと思います。
課金装備まとめ
最後に、2020年5月現在で課金及びガチャで入手できる装備パックをまとめてみました。
装備のパックは、武器・装備・馬がセットになっているもので、それぞれ単品でも購入すすrこおrができますが、セットで購入するほうがお買い得になっています。
課金では、このほかにも海戦パックという主人公の船と船員がセットになって入手できるものもあります。










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