この記事では、アサシンクリードヴァルハラのダウンロードコンテンツである「ドルイドの怒り」の感想・評価をまとめたものです。
「ドルイドの怒り」を遊ぶためにゲーム本編を全クリする必要はありません。
ゲーム本編において序盤まで進めれば遊ぶことができます(メインストーリーにおいてエイヴォルがイングランドに到着し、最初の物語をクリアすれば良い)
Contents
アサシンクリードヴァルハラ:ドルイドの怒りの感想・評価まとめ
アサシンクリードヴァルハラ:ドルイドの怒りでは、アイルランドを舞台として、神秘主義のドルイドとキリスト教徒との間での対立が描かれています。
エイヴォルは一通の手紙からアイルランドへと旅立ち、凶悪な古代ドルイド教団である「ダヌの子ら」に立ち向かいます。
またこのダウンロードコンテンツを購入すると、本編であったロングシップの見た目やエイヴォルの髪型の選択肢の幅が広がり、より自分好みのエイヴォルをカスタマイズできるようになります。
- ロングシップ
- 馬
- カラス
- タトゥー
- 髪型
- 集落に設置できるモニュメント
アサシンクリードヴァルハラ:ドルイドの怒りのボリューム【プレイ時間】
アサシンクリードヴァルハラ:ドルイドの怒りのボリュームは、メインストーリーのみ進めるならば9時間ほどでクリアできます。
サブクエストや新武器などを入手したりするなど、全クリするには20時間ほどかかります。
美しいアイルランドが舞台のマップ
アイルランドは本編のノルウェーやイングランドとは別のオープンワールドマップになっており、大きく分けて4つのエリアを探索することができます。
- ダブリン:現在のアイルランドの首都
- アルスター:アイルランド島の北東部の地域
- コノート:アイルランド島の北西部の地域
- ミーズ:かつては巨大な地域だったが今は縮小した。
アイルランドのマップは、ゲーム本編のイングランドとの大きく変化は感じられませんが、イングランドよりも緑が多く、ドルイドの拠点など目新しいものもあります。
アイルランドの「歴史的に有名な観光地」に行くことができる
ジャイアンツコーズウェイは火山活動によって生まれた4万もある玄武岩石柱がある場所です。
この不思議な形をした岩の集団は、今から約5000~6000万年ほど前に発生した火山の噴火によって溶岩が冷却固結してできた「節理」です。
ジャイアンツ・コーズウェイは「巨人の石道」という意味であり、アイルランドの巨人フィン・マックールの伝説に由来しています。
タラの丘の中央にはリア・ファルという石塔があり、歴史と同様にアイルランドの上級王であるフランはここで即位の儀式を行います。
ケルト民族はこのリア・ファルを神聖視していたそうで、リア・ファルはストーリーでも重要な役割をしています。
ベン・バルベンは、アイルランド北西部にある標高526メートルの山であり、山の上はテーブル状の形をしていることが特徴的。
この山は古代ケルト神話やアイルランドの詩人であるイェイツの作品の中で登場します。
ドルイドやケルト神話の神とのバトル
「ドルイドの怒り」は本編同様に、ファンタジー要素入ったエネミーやボスが待ち受けています。
ドルイド司祭、狼男、ケルト神話の神であるバロールとのバトルがあります。
好感が持てる新たなキャラクターたち
「ドルイドの怒り」では新たなキャラクターが多く登場し、本編で登場したキャラクターたちはほとんど登場しません。
選択肢によっては、新たなキャラクターであるキーラとのロマンスもあります。
- キーラ:フランの吟遊詩人
- フラン シンナ:アイルランドの諸王を統べる上級王
- アザール:アイルランドの交易品を持ってレイブンズソープにやってくる女性
- オーウェン司教:アイルランドで権力を持つキリスト教の修道院長
- バーリス:長い間行方不明で生存が分からなかったエイヴォルの従兄弟でありダブリンの王
- シスフリス:バーリスの息子
- ディアドラ:キーラの友であるドルイドの治療師
新た契約!新たな富!
「ドルイドの怒り」で追加された防具
新しい装備セット | |
ダブリンの勇士:ドレングル撃破と交易レベルアップ | イベリア:交易で入手 |
ドルイド:マップの各エリアの宝箱から入手 | エジプト:交易で入手 |
ケルト:マップの各エリアの宝箱から入手 | ルーシ:交易で入手 |
ビザンティン・ギリシャ:交易で入手 |
「ドルイドの怒り」で追加された武器
新しい武器 | |
ゲイ・ボルグ:全ドルイド撃破→バロール撃破 | 儀式用の鎌:宝箱 |
クー・フーリンの盾:イー・ネールの遺物収集→宝箱 | 骨の鎌:伝説の動物を撃破 |
トルゲストの盾:トルゲストのドレングルを攻略 | ルーン族の盾:交易で入手 |
エジプトのケペシュ:交易で入手 | ビザンティンの槍:交易で入手 |
ノース・ゲールの弓:ストーリー | イベリア人のサクス:交易で入手 |
新しく追加された「交易」について
報酬やゲームプレイは全然異なりますが、アサシンクリード4ブラックフラッグであった「交易」がまさかのここで復活です。
アイルランドにある交易所を解放することで「服」「書物」「珍味」「高級品」の4種類の交易品を手に入れることができます。
アザールの対外交易ではこれらの交易品を、下の地域と交易することでエイヴォルは装備、物資、製法、図面を獲得することができます。
- イベリア半島
- エジプト
- ロシア
- コンスタンティノープル
アイルランド王とドルイドが織りなすストーリー【あらすじ】
アイルランドでの新たな冒険!
アザールという東方出身の女性がアイルランドからの交易品を持ってエイヴォルたちの拠点であるレイブンズソープにやってきます。
アザール曰く、アイルランドのダブリンの王がエイヴォルに手紙をよこしたといいますが、ダブリンの王に心当たりがないエイヴォルは不信に思います。
アザールから手紙を受け取り、そこに書かれていたものを見ると、ダブリンの王がエイヴォルの従兄弟であるバーリスであることが分かります。
そこでエイヴォルはアイルランドに行き、バーリスに会うことを決断します。
上級王フランの戴冠式に出席する
アイルランドには諸王がおり、エイヴォルは、彼らを束ねる上級王フランの戴冠式が行われることを知ります。
バーリスにも招待状が届いたのだか、それを届けたフランの女詩人のキーラが行方が分からないので探してくるように言われます。(高位の詩人は王宮では重要な人物であるそうで、戴冠式には必ず出席しなければならないそうです)
エイヴォルが発見したキーラは泥酔状態であったため、水にさらして目を覚まさせ、バーリスのもとに連れていき、タラで行われる戴冠式に向けて出発します。