【Netflix】ウィッチャーのドラマ版とゲーム版との違いを解説

今回の記事ではNetflix(ネットフリックス)の「ウィッチャー」とゲーム「ウィッチャー3」との比較と違いについてまとめてみました。

結論を言うとドラマ版はゲームを遊んだ人が見ても違和感なく楽しめ、むしろゲームを遊んだ人のほうがドラマの内容が頭に入ってきやすいです。ゲームで「これはどういうことなんだろう?」と思ったことがドラマで詳しく説明されるシーンがあります

2021年の12月からはシーズン2も始まり、新たなキャラクターと共にシーズン1のストーリーの続きが見られます。

 

ウィッチャー:Netflixドラマ版とゲーム版での「声優」の違い

Netflixのドラマ版ウィッチャーとゲーム版のウィッチャー3とでは日本語声優が異なります。

ゲラルト:山路和弘(ゲーム)/東地宏樹(ドラマ)

イェネファー:田中敦子(ゲーム)/恒松あゆみ(ドラマ)

シリ:沢城みゆき(ゲーム)/近藤唯(ドラマ)

ゲームで遊んでいたときは山路さん以外のゲラルトは考えられませんでしたが、東地さんのゲラルトもしっくりきました。また沢城みゆきさんはドラマ版ではレンフリという元王女の盗賊役で登場します。

シアンナにレンフリのことを話すゲラルト

レンフリというキャラクターは「黒太陽の呪い」にかかっている元王女で、ウィッチャー3のダウンロードコンテンツ血塗られた美酒に登場するシアンナも黒太陽の呪いにかかっています

ゲーム内でゲラルトとシアンナの会話の中で「黒太陽の呪い」の話が出た時にゲラルトはレンフリの話を少しだけします。ゲラルトも「黒太陽の呪い」が呪いのせいなのか、呪いは存在せず育った環境によるものなのかは分かっていないそうです。

 

ウィッチャー:Netflixドラマ版とゲーム版の「ストーリー」の違い

ドラマ版の舞台について

ウィッチャー世界地図

参照元:ウィッチャー3ワイルドハント攻略データベース

ウィッチャーの世界地図になります。ウィッチャー3のゲーム本編ではレダニアとテメリアの国境付近だけでなくスケリッジケィアモルヘンにも行くこともできました。

ドラマ版ウィッチャーのシーズン1で登場したシリの故郷のシントラはゲームの舞台よりもっと下に位置しています。

関連記事・シリの故郷であるシントラについて解説した記事はこちらから(小説のネタバレ注意)
ドラマ版の各話の詳しい舞台についてはこちらが分かりやすいです

時間軸について

ゲームの年代はこの様になっていますが、ドラマ版ウィッチャーにはゲラルト、イェネファー、シリの3人の時間軸は別々に進んでいきます。

シーズン1は、時間軸はバラバラで、3人の視点がコロコロ変わるので分かりにくく、シーズン2ではモブキャラがメタ発言でダンディリオン(ヤスキエル)に「時間軸と3人の視点が変わるのが分かりにくかった」と言います。

ドラマシーズン1でのゲラルトの物語は1240年~1263年の出来事です。

ドラマシーズン1のゲラルトの物語(1話)はゲラルトの呼び名である「ブラビケンの殺し屋」に由来する出来事(1240年)から始まります。もともとこの物語は日本では翻訳されていない短編小説「The Last Wish」の物語だそうです。

イェネファー

参照元:IGN

一方でイェネファーの物語はイェネファーが魔法と関わるようになる話から描かれます。イェネファーが生まれたのは1173年で、ドラマの序盤でイェネファーが魔法を習っているのは1190年頃です。

そしてシリの物語は、1話でニルフガードにシントラ(シリの祖国)が攻められる「シントラの大虐殺」からシーズン1最終話で起こる「ソドンの丘の戦い」まで1263に起こった出来事になります。

シーズン2はソドンの戦いが終わった後からのストーリーで、時間軸は一つになり分かりやすくなっています。

その他、ドラマとゲームに関連のある出来事をまとめてみました。ちなみにゲラルトの年齢は今のところ不明で100歳ほどだと言われています。

紀元前230年:天体の合が起こり、人間、魔法、魔物が世界に出現する

840年:吸血鬼レジスが誕生する

1173年:イェネファーが誕生する

1229年:ダンディリオンが誕生する

1248年:スケリッジにてヤルマール・アン・クライトが誕生する

1250年:シャニが誕生する

1261年:ダンディリオンとアンナ・ヘンリエッタ公爵が恋仲になる

1263年:ドラマでのシリの物語(「シントラの大虐殺」~「ソドンの丘の戦い」)

1265年:「ウィッチャー」サーガ(原作小説)

1270年:ゲーム版「ウィッチャー」

1271年:ゲーム版「ウィッチャー2」

1272年:ゲーム版「ウィッチャー3」

 

ウィッチャー:Netflixドラマ版とゲーム版の「キャラクター」の違い

シリについて

ウィッチャー3のストーリーは大人になったシリが登場します。一方でドラマ版で登場するシリは子供です。そのためドラマ版のシリはまだ剣術も魔法も使うことができません

ドラマシーズン1で語られた「シントラの大虐殺」の出来事の後に、シリはケィア・モルヘンにてウィッチャーの修行を積むことになります

 

シリの<源流>

シリは古代エルフの血筋の末裔であり、<源流>と呼ばれる強大な魔力の持ち主であることはゲーム版「ウィッチャー3」でも物語に関わってくる重要な出来事になります。シリの<源流>という魔力はドラマ版でもその力が発揮されます。

 

またゲームではシリを自分の子供のように育てるゲラルトですが、なぜゲラルトがシリの親のような存在になったのかは、本ドラマを見ればわかります(年代は1252年)。

それは「驚きの法」というものが関係しており、これもウィッチャーの短編小説で語られたものだそうです。(「驚きの法」についての詳しい説明はこちらから)

「驚きの法」について聞くアンナヘンリエッタ

ウィッチャー3のダウンロードコンテンツ「血塗られた美酒」で登場するアンナヘンリエッタ侯爵と依頼の報酬の話になった時に、アンナヘンリエッタ侯爵に「ウィッチャーは家にあるけど依頼者がまだ知らないものを要求するのは本当なのか」と聞かれます

これはゲラルトがシリをもらうことになる「驚きの法」のことを言っています。

【レビュー】ウィッチャー3:血塗られた美酒の感想・評価|ワインと吸血鬼の物語

ゲラルトついて

ゲラルトの愛馬であるローチもドラマに登場しますが、ローチに焦点が当てられることはありません。

シーズン1では、イェネファーとゲラルトの「ジン」による関係もドラマでは描かれており、ジンによる魔術を解くのはゲーム「ウィッチャー3」でイェネファーとのサイドクエストで発生します。

イェネファーの話で登場するイストレッドの話はウィッチャーの短編小説にも登場します。ドラマではヤスキエルという名前のキャラクター登場しますが、吟遊詩人という点ではダンディリオンと同じです。

ゲラルトの剣

「人間に無害な怪物を殺すことを嫌う」などのゲラルトの性格・信条もゲーム版と変わっていないので、ゲーム版のゲラルトが好きな人も安心できます。

ドラマ版ではゲラルトは鋼の剣しか背負っていません。ゲーム版のウィッチャーではゲラルトは鋼の剣と銀の剣の2本背負って、人間と戦うときと怪物と戦うときで剣を切り替えます。

しかし小説版のウィッチャーではゲラルトは銀の剣は愛馬ローチに乗せているそうです。そのためドラマではそれに習いゲラルトは鋼の剣一本しか背負っていません。

ゲラルトの印と霊薬

シーズン1では印を使って戦うシーンは多くありません。衝撃波を発生させるアードを使うシーンはありますが、炎を発生させるイグニ、敵の動きを遅くするイャーデン、魔法の盾クエンを使うシーンはありません

しかし霊薬(春ツバメ)を使用するシーンはありますが、その他の霊薬を使うシーンは見当たりませんでした。ドラマでは怪物と戦うシーンは少なく人間と戦うシーンの方が多かったので、ゲラルトが銀の剣にオイルを塗るシーンも見られませんでした。

ドラマの1話ではゲームのように、狩った怪物の首をローチに下げているところも見ることができます。

シーズン2ではローチを落ち着かせるために精神をコントロールするアクスィーを使用したり、敵からの攻撃を防ぐためにクエンを使用したり、戦闘シーンでは衝撃波を与えるアードの印を使用しています。

女魔術師フリンギラについて

ゲーム版のフリンギラ

ニルフガードに使える魔女のフリンギラはドラマにも登場しますが、黒人女性が演じているのでゲームに登場するフリンギラ(上の写真)とは全く別人のように見えます。

シーズン2ではシリに魔術を教えるためにトリスがケィア・モルヘンにやってきます。

ディクストラについて

ゲームのディクストラとドラマで演じたグレアム・マクダッシュ

参照元:twinfinite

ディクストラは、グレアム・マクタヴィッシュというスコットランドの俳優が演じています。

彼は「アクアマン」のアトラン王、「ホビットの三部作」に登場したドワーフのドワーリン、ゲームでは「アンチャーテッド」や「コールオブデューティー」で声優を務めました。

ヴェセミルについて

ヴェセミルを演じるキム・ボドゥニア

参照元:IGN

シーズン2は2021年に配信予定だそうです。またシーズン2にはヴェセミルが登場すると言われており(シーズン1では名前のみ登場)、ファンの間ではヴェセミル役をマーク・ハミル(スターウォーズ/ルーク役)に演じてほしいという声がありましたが、キム・ボドゥニアというデンマークの俳優が演じることが分かりました。

キム・ボドゥニアは日本では未公開の映画に出演しているので、日本では知名度が低いかもしれません。

彼は、デス・ストランディングでハートマンのモデルだったデンマークの映画監督ニコラス・ウィンディング・レフン監督の映画「プレッシャー」「ブリーダー」という映画に出演しています。(参考:Wikipedia

エスケルについて

参照元:O Megascopio

シーズン2にはゲラルトと同じく狼流派のウィッチャーのエスケルが登場し、バジル・アイデンベンツというスイスの俳優が演じました。

エスケルはシーズン2で死亡してしましまい、これについてはこちらの記事をどうぞ。

【原作・ゲーム比較】Netflixドラマ「ウィッチャー」でエスケル死亡を解説

フィリパ・エイルハートについて

参照元:ネットフリックス

上の写真がNetflixドラマでフィリパを演じたキャシー・クレアで、下の画像がゲーム「ウィッチャー3」でのフィリパです。

キャシークレアは映画には出ているようですが、wikiサイトにページがないのでまだ無名の女優さんだと思われます。

シーズン2では最終話に話すシーンすらない数秒だけの登場だったので、シーズン3から活躍してくれると思います。

マウスサックについて

ドラマに登場するマウスサックは、ゲームウィッチャー3に登場するエルミオンと同一人物です。

マウスサックについてはこちらの記事をどうぞ。

【Netflixドラマ】ウィッチャーに登場するマウスサックについて解説

ランバートについて

ランバートと演じたポール・ブリオン

参照元:CBR.com

エスケルと同じく狼流派のウィッチャーであるランバートは、ポール・ブリオンというイギリス出身の俳優で、こちらも無名の俳優さんです。

【レビュー】ウィッチャー3:ワイルドハントの感想・評価|最強のファンタジーゲーム

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