【ウィッチャー3】ワイルドハントの王「エレディン」の過去を解説

エレディン
エレディン

エレディン・ブレアック・グラスは、アインエレのエルフであり、ワイルドハントとして知られるエルフの騎兵隊の指揮官です。

この記事では、ウィッチャー3に登場したエレディンについて解説します。

エルフ軍勢ワイルドハントの王であるエレディンを解説

 

ワイルドハントの前身<赤き騎士団>の将軍に任命されたエレディン

ワイルドハント
ワイルドハント

若いころのエレディンは魔法にも長けていた屈強な戦士でした。

アインエレのエルフの支配者であるオーベロン王が「赤き騎士団」(エルフ語では「ディアグ・ルアドリ」)を結成したとき、オーベロン王はエレディンを「赤き騎士団」の将軍に任命しました。

この「赤き騎士団」はワイルドハントの前身となる組織です。

昔のワイルドハントは<門>で世界を行き来できていた

当時、<門(ポータル)>にアクセスでき、自由にさまざまな世界に移動できたエレディンは、<門>を使用し、赤き騎士団を率いてさまざまな世界を襲撃しました。

エレディンの主な目的は、エルフに仕える人間の奴隷を見つけるでした。

時間が経つにつれて、<赤き騎士団>は人間たちに恐れらるようになりました。

エレディンを含めた<赤き騎士団>は骸骨の形をした鎧を装備したり、魔法を使って声を低くするなど、自分たちをさらに威嚇するようにみせ始めました。

人間を誘拐して奴隷にする

アインエレのエルフは人間を軽蔑しており、奴隷として使用していました。

エルフたちは人間の奴隷を増やすために、他のの世界を襲撃し、多くの若い人間を誘拐しました。

人々は<赤き騎士団>を恐れ始め、ワイルドハントと呼ばれるようになりました。

天体の合が起こる

天体の合が発生したとき、アエン・エレは永遠の門の制御を失い、世界間を移動する能力を失いました。

これにより、エルフたちは自分たちの世界で立ち往生し、奴隷を集めることができなくなり、世界間を移動する魔法の研究を始めました。

ナビゲーターの誕生

カランシール
ナビゲーターのカランシール

その後エルフは、さまざまな世界へのポータルを開くように訓練された魔術師である「ナビゲーター」を育成し、世界間を移動できるようになりました。

しかし、ナビゲーターは一度に数人しか転送することができませんでした。

「ウィッチャー3ワイルドハント」に登場したカランシールもワイルドハントのナビゲーターです。

古き血脈の子孫でるシリを探す

シリ

1267 年頃、ワイルドハントは非常に強力な古き血脈の子孫を感知しました。

その人物はシントラの若い王女、シリであることが判明しました。

「古き血脈」の血筋は、世界を行き来できる<門>へアクセスするために必要であったため、エレディンはシリを捕まえようとします。

ワイルドハントは最初、ゴルスヴェレン(ヴェレンの首都)の街の近くで彼女を捕まえようとしたが失敗し、シリを捕まえることができませんでした。

しかし、アヴァラックが、シリをアインエレの世界に誘い込み、ティルナリアの宮殿に連れて行ったおかげで、エレディンはついにシリを追い詰めることができました。

「古き血脈」の血筋を復活させる

シリとエルフの間の子供が生まれることで、エルフに「古き血脈」の血筋を引き継いで行くことができるため、シリはオーベロン王との間の子供を産むように迫られます。

しかし、オーベロンが非常に高齢だったことと、人間を動物に過ぎないと軽蔑していたため、シリがオーベロン王の子供を産むことはありませんでした。

オーベロン王とは

オーベロン王は「ララ・ドレン」の父親であり、オーベロンは、薬物フィステックを使用していたことで知られている。

またオーベロン王は殺された時点で650年以上生きており、シリの遠い先祖になります。

オーベロン王の死

オーベロン王
オーベロン王(ゲーム「グウェント」から)

しかし、その後エレディンはオーベロン王に媚薬を与えたことにより、オーベロン王は死に至りました。

オーベロン王の死により、混乱がティルナリア宮殿に広がります。

その隙に、シリはユニコーンの助けを借りて、アイン・エレの世界から脱出することができました。

エレディンはワイルドハントを連れてシリを追いますが、連れ戻すことはできず、ティルナリア宮殿に戻りました。

エレディンがアエン・エレの王になる

エレディンが戻った後、オーベロンの死の真相を誰も知らないことを確認してから、エレディンは自分自身を新しい王と宣言しました。

アヴァラックだけがエレディンを疑っていたが、証拠がなかったため、アヴァラックは宮殿を出て、一人でシリを探しに行きました。

エレディンは王であることに伴う統治面に関心がなかったため、エレディンがワイルドハントを率いる間、ゲールズを総督として国家の世話をするように任命しました。

白き霜による世界の終焉

白き霜により終焉した世界
白き霜により終焉した世界

アイン・エレの世界はすぐに、「白き霜」として知られる新たな危険な脅威に直面しました。

これは、世界が凍り付く永遠の冬を引き起こし、世界に生息していたすべてのものを殺し、すべての世界の最終的な終焉となる現象です。

エレディンは、世界が終る「白き霜」から逃れる唯一の方法は、アエン・エレをアエン・シーデの世界に移動させて征服することだと判断しました。

しかし、ワイルドハントのナビゲーターには、何千人ものアインエレのエルフを動かす力がありませんでした。

シリの力は、その過程で彼女を殺すことになったとしても、彼の人々のために十分な大きさのポータルを作成できることを知って、エレディンはもう一度シリを探し始めました。

イェネファーを誘拐するエレディン

イェネファーを誘拐するエレディン
イェネファーを誘拐するエレディン

エレディンは、ゲラルトとウェンガーバーグのイェネファーが住んでいたマルス島に行き、イェネファーを誘拐しました。

マルス島

アヴァラッハ島またはアバロン島としても知られるマルス島は、リヴィアの近くのエスカロット湖の霧のどこかにあります。

1268年のリヴィアでの暴動の後、シリはゲラルトとイェネファーをマルス島に連れて行きました。

シリが世界を去った後、ゲラルトとイェネファーはマルス島の果樹園のある家で一緒に住んでいました。

イェネファーの身代わりになるゲラルト

ゲラルトはエレディンを追跡し、蛇流派の数人のウィッチャーと共にニルフガードでワイルドハントに追いつき、戦いました。

ゲラルトは善戦しますが数が多すぎたため、イェネファーの代わりになることをエレディンに提案し、エレディンは同意してイェネファーを解放しました。

シリがゲラルトを解放する

しばらくの間、ウィッチャーはワイルドハント囚われ、エレディンはゲラルトがいることではシリをおびき寄せることができると思っていました。

エレディンの予想通り、シリはゲラルトが捕まったことに気づきます。

1270年、シリは捕まることなくエレディンからゲラルトを解放することができました。

アヴァラックに呪いをかける

アヴァラック
アヴァラック

エレディンは、シリのテレポーテーションから来る力を感知して、エレディンは森で待ち伏せし、非常に強力な呪いをアヴァラックにかけました。

アヴァラックにかけられた呪いはゆっくりと「ウーマ」と呼ぶ小さな生き物に変えます。

しかしアヴァラックは簡単には倒れず、強力な呪文を唱えて ワイルドハントに大混乱をもたらし、森の大部分を破壊し、別の地域にたどり着いたものの、2 人を逃がすことができました。

森の貴婦人がシリを発見する【ウィッチャー3のストーリー】

シリはヴェレンにたどり着き、そこで意識を失い、森の貴婦人が彼女を見つけました。

しかし、森の貴婦人はエレディンに仕えており、エレディンはシリを取り戻すためにイムレリスを送りますが、シリは目を覚まし、逃走します。

スケリッジに戻ったシリ【ウィッチャー3のストーリー】

シリと再会するゲラルト
シリと再会するゲラルト

しばらくして、シリはスケリッジに戻り、今度はヒンダースフィヤルの村に戻ったが、1日も経たないうちにワイルドハントが再び攻撃した。

地元住民の 1 人である スヒャール は、エレディンが迫る中、アヴァラックがシリを待っていた場所に逃げるのを手伝いました。

エレディンはシリの居場所が不明になったため、シリが能力を使用するタイミングを待つことにします。

そして、ゲラルトは、アヴァラックが「霧の島」にシリを隠したことを知り、シリのテレポーテーションを使用して2人でケィア・モルヘンに帰りました。

ケイア・モルヘンの戦い【ウィッチャー3のストーリー】

ケィア・モルヘン
ケィア・モルヘン

シリの居場所を知ったワイルドハントは、全力でウィッチャーの砦を攻撃しました。

ゲラルトやヴェセミルたち狼流派のウィッチャー、イェネファーやトリスといった魔女たちはシリを

守るためにケィア・モルヘンに籠城し、ワイルドハントに立ち向かいます。