アサシンクリード4ブラックフラッグは、『パイレーツオブカリビアン』のような海賊映画が好きなゲーマーなら絶対にハマるゲームです。
- もし「アサシンクリード4」を買った場合楽しめるか知りたい
- 「アサシンクリード4」のオープンワールドの広さが知りたい
- 「アサシンクリード4」のやりこみ要素、世界観、アクションがどのようなものか知りたい
このような悩みを解決する記事となっています。
アサシンクリード4ブラックフラッグの感想・評価まとめ
アサシンクリード4ブラックフラッグは2013年11月28日発売にされたオープンワールドのゲームソフトであり、対応プラットフォームは以下の通りです。
- PlayStation 3
- PlayStation 4
- Xbox 360
- Xbox One
- Wii U
- Nintendo Switch
- Microsoft Windows
良い点・悪い点まとめ
アサシンクリード4ブラックフラッグの良い点
- カリブ海という広すぎるオープンワールドマップを自由に移動できる
- 海賊シュミレーションゲームといっても過言ではない
- 船のカスタマイズできる
- グラフィックは非常に綺麗なので「一昔前のゲームだなぁ」という印象は全く受けない
- 武器や装備がかっこいい
- 「海戦」というミニゲームも楽しめる
- 他のアサシンクリードシリーズを遊んでいなくても楽しめる(本作が初のアサシンでも大丈夫)
アサシンクリード4ブラックフラッグの悪い点
- オープンワールドだが「どこでも」行けるわけではない(海のどこでも潜れるわけではなく、森の中のどの木も登れるわけではない)
- 船の強化のための素材集めるために「作業」をする必要があり、大変
- トロフィーはオンラインでしか取れないものある
- オデッセイやオリジンズの操作感に慣れていると操作性は悪く感じる(「ややもっさり」だがストレスを感じるほどではない)
アサシンクリード4ブラックフラッグを遊ぶべき8つの理由
「アサシンクリード4ブラックフラッグ」は海賊になってオープンワールドのカリブ海を冒険することできるゲームです。
- 自分だけの海賊船の船長となって船をカスタマイズ
- カリブ海のオープンワールドを自分が思うままに探索
- 古代マヤ文明の遺跡や、海底遺跡に眠る財宝を探す冒険に出る
100時間以上遊べる膨大なボリューム
アサシンクリード4ブラックフラッグをストーリークリアまでは30~40時間ほどですが、ストーリークリア後も、船のカスタマイズや別荘地を建設したりと100時間以上遊ぶことができます。
ここではやり込み要素の1つを紹介します。
カリブ海全域を自由に移動できるオープンワールド
アサシンクリード4ブラックフラッグのゲーム内マップはこちらから。
キューバを中心としたマップで広大な海が大半を占めていますが、水中に潜ることができる場所は限られています。
本作はオープンワールドですが、オデッセイやオリジンズのマップようにどこでも行けるわけではなく、森の中は歩ける道や登れる崖は限られており、街では建物の中には入ることはできません。
自分だけの船でカリブ海を冒険
またアサシンクリード4では自分の船を持つことができるので、カリブ海を自由に航海して孤島から大きな島まで、さまざまな島に行くことができます。
主人公の海賊船であるジャックドー号の帆や舵などはカスタマイズすることができます。
ジャックドー号には船長室があり、そこでは「交易」やエドワードの衣装や船のカスタマイズをすることができます。
ファストトラベル
基本的に移動はシームレスですが、船から各町に入るときにはカットが入る地域もあります。広大すぎるのでファストトラベルを使わないと大変です。
メインストーリーのミッション中はファストトラベルが使えなくなる時があり、そのようなときは徒歩や船で地道に移動するしかありません。
海底遺跡を探索
本作では「潜水鐘」というアイテムを入手することで、マップ上の一部の海面から海中に潜ることができます。
ただしオープンワールドのカリブ海のどこでも潜水鐘を下ろして海底に潜れるわけではありません。
主人公の船から「潜水鐘」を海中に下ろし、鐘や樽の中に入っている空気を吸って酸素ゲージが減らないようにしながら海底にある沈没した船などがある海底を探索します。
一部の海底では海底遺跡につながっているところもあり、もしかするとその遺跡にはテンプル騎士団がいるかもしれません。
公式チートでカリブ海の天候を変更可能
ゲーム内である条件をクリアすると「チート」を解放でき、この「チート」はゲームソフトの改造ではなく、ゲーム内に公式で入っているシステムです。
この「チート」を使うと、
- 「カリブ海をずっと夜にする」
- 「カリブ海をずっと嵐にする」
- 「船の船員を骸骨にする」
などといったことができます。
ただし「チート」を使っている間はセーブができないので注意が必要です。
アサシンクリード4ブラックフラッグのストーリー
アサシンクリード4の序盤のストーリーのあらすじを解説します。
私掠船で働く主人公
主人公エドワード・ケンウェイは私掠船(合法的に敵国の船を攻撃・略奪することを許された海賊船)で働く船員でした。
あるときその私掠船とその周辺にいた船は嵐に遭い、運よく生き残ったエドワードとダンカン・ウォルポールというアサシンの2人はある島に上陸します。
その島でエドワードはダンカンを殺してしまいます。
アサシンブレードを手に入れたエドワード
そこでエドワードは、ダンカンのアサシン衣装と荷物を奪ってダンカンになり替わって生きることにします。
エドワードはダンカンが持っていた荷物にあった手紙を手掛かりに、キューバに向かいます。
エドワードはキューバにてダンカンになりすまし、テンプル騎士団支部長であるキューバ総督のトーレスに接触します。
しかしある時エドワードがダンカンではないことがバレてしまい、エドワードはトーレスにより捕まえられてしまいます。
海賊として生きるエドワード
エドワードは同じく黒人奴隷として捕まえられていたアドウェールと出会い彼と共に脱出します。
エドワードはキューバにあった船を奪い、アドウェールはエドワードの船の副官となってエドワードの海賊としての冒険が始まります。
ここからプレイヤーは、自由にカリブ海の海を冒険できるようになります。
アイータというイスと賢者
アサシンクリードの世界は、普通の人間は知らないが、実は第一文明という古代文明があったという世界であり、その古代文明を支配していたのが「かつて来たりしもの(イス)」という種族です。
そのイスという種族は太陽フレアによって滅んだのですが、アイータというイスは自分が死なない体になるための実験で負傷してしまいました。
そこでアイータの妻であるジュノーというイスは、生まれてくる人間のDNAが特定の「らせん構造」になると、アイータの意識を引き継いだ人間として転生するようにしました。
そのような人間を「賢者」といい、アサシンクリード4ではアイータはバーソロミュー・ロバーツという人間として転生し、ロバーツはアイータとしてのイスの記憶を持っているため「観測所」の在りかを知っているようです。
イスの遺産「観測所」
これまでにもエデンの果実のようなイスの遺産はゲームに出てきましたが、アサシンクリード4のイスの遺産はこれまでと違い「観測所」というものです。
この「観測所」という装置のドクロに観測対象の人間の血液を設置すると、その人間が見ている景色、音を反映させる装置なのだ。
テンプル騎士団はこの「観測所」を使って世界を秩序で支配しようと試み、主人公であるエドワードはあることからこの「観測所」を探すようになります。
アサシンブレードと海賊刀でのアクション!
本作では主人公にレベルはなく、攻撃力は「武器の強さ」に大きく依存しています。
そのため「攻撃力が高く、スピードのある武器」を手に入れるまでは戦闘は大変なので、ゲームの序盤では戦闘を避けた「暗殺」を積極的に行った方がいいと思います。
- 剣
- ピストル
- アサシンブレード
また、主人公のエドワードはこれらを使って戦っていきます。
ちょうどいい難易度のアクション
戦闘は「カウンター」「掴み」「基本攻撃」を使って戦っていきますが、ザコ敵の倒し方は決まっています。
「この敵にはカウンターが有効」「この敵は掴んでから基本攻撃」といった感じです。
アサシンブレードは暗殺時以外にも通常の戦闘時でも使うことができますが、扱いは剣よりも難しいため私はずっと剣で戦っていました。(主要武器は剣かアサシンブレードのどちらかになります)
このように戦闘に戦略性は余りないですが、遊んでいて戦闘は十分に楽しめます。
煙幕を使って戦闘から逃げることもできる
これらの武器以外にも「道具」をつかって戦闘や暗殺を有利にすることができます。その「道具」とは、
- 睡眠の矢(スリープダート)
- ロープダート(敵を首つりして殺すことができる)
- 煙幕(敵をかく乱させて暗殺できる。その場から逃げるときにも使える)
などがあります。
ちなみに「煙幕」を使うと戦闘から逃げることができるので非常に便利です。
カリブ海で略奪と海戦
本作の目玉はやはり「海戦」でしょう。敵の船と海戦を行うことができます。
主人公の船でカリブ海を冒険しているときに、敵の船に攻撃を仕掛けたり、警戒地域で船を走らせていると、敵から攻撃されて海戦が始まります。
敵の船を制圧して資源を奪う!
海戦では敵の船に砲撃や追突を行ったりして敵に船のダメージを削っていき、敵に船に一定のダメージを与えたら、船に乗り込み乗っ取るか、沈没させます。
いづれにしても敵に船から物資を奪うことができ、その物資を使って船の強化ができます。
海戦では、敵の攻撃を「回避・防御」できないのが不便
基本的に海戦は面白いですが、海戦には「攻撃」しかなく、敵からの攻撃を防御する手段がないのが残念です。
そのため敵の攻撃にあたらないようにするためには、自分の船のスピードを上げて「回避」するしかありません。
カリブ海の財宝をめぐる膨大な「やりこみコンテンツ」
アサシンクリード4ブラックフラッグでは自分の船を強化(アップグレード)していくことができるのですが、アップグレードが完了したら挑むべき相手が「伝説の船」です。
「伝説に船」は合計4隻(正確には5隻)はいづれもカリブ海のマップ上におり、船を完全にアップグレードした状態でも苦戦する相手です。
一度倒してしまうと2度と戦うことができない点が残念ですが、ゲーム中で最も盛り上がる「海戦」です。
ちなみにこの「伝説の船」を倒すことはトロフィーにも入っています。
世界中との交易でお宝をゲット
アサシンクリード4ブラックフラッグではオンラインにアクセスが条件だが、「交易艦隊」というミニゲームがあります。
「交易艦隊」とは主人公が自分で集めた船を世界各地に派遣して、貿易を行うと言うものです。
船を派遣してから帰ってくるまで、リアルタイムの時間で10時間とか1日とか待つ必要があります(このミニゲームはオンラインにアクセスしないとできない)
艦隊戦というミニゲーム
船を世界各地に派遣するといいましたが、その船が行く「航路」を安全にしないと、派遣中に船が破損したり、沈没してしまう可能性があります。
船を派遣する前に「航路」を安全にするため、敵の船を排除する「艦隊戦」というミニゲーム(地味に面白い)をする必要があります。
こうして航路を安全にしてから船を派遣し、船が無事に帰ってくると「戦利品」を手に入れることができます。「戦利品」とは具体的に以下のようなもので、骨董品アイテムがほとんどです。
- 自分の船の帆(カスタマイズ用)
- 自分の別荘に飾れるアイテム(骨董品アイテム)
サブクエストが豊富
- 海洋コントラクト:船での海戦
- 暗殺コントラクト:想像通り、暗殺任務をします。
- テンプル騎士狩り:ちょっとしたストーリーがあります。
どのサブクエストの報酬も充実しており、報酬は装備や船のカスタマイズなのでモチベーションは上がりますが、サブクエスト自体は「若干」作業的です。
このほかにもサブクエストではありませんが、パズル(マヤの石像)を解いてマップの各地にある「マヤの石」を集めると言うものもあります。
この「マヤの石」を全て集めると「敵の銃弾が当たらなくなる」性能を持つ「マヤの装備」を手に入れることができます。
カリブ海の島に自分の別荘を建てる
ストーリーの途中で主人公は自分の別荘(隠れ家)を手に入れることができます。
別荘は初めはボロボロの屋敷ですが、お金を使って新築状態まで改装することができます。
それだけでなく別荘の中には交易艦隊で手に入れた戦利品(骨董品)を飾ることができます。
自分の別荘があるグレート・イグアナという島は、島全体が主人公の別荘地のようになっており、アイテム屋などを建設し、グレートイグアナ島を発展させることができます。
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