バイオハザードRE:3の感想・評価「アクション強化・ホラー要素少なめ」

今回の記事では、バイオハザードRE:3の感想・評価をまとめた記事を書いてきます。

昨年にはバイオハザードRE:2が発売されました。本作もリメイク作品になりますが、バイオハザードRE:3はRE:2よりもパズル要素が少なくなり、アクション要素が増したように感じました。

 

この記事を書いている私のゲームプレイ歴は以下の通りです。

・バイオハザードRE:2はプレイ済み

・オリジナルのバイオハザード3は未プレイ

このようにバイオハザードに関してはほぼ初心者同然ですが、十分楽しめました。

 

正直、前作はパズル要素が多かったので私には向いていませんでしたが、

本作は、アクション要素が多かったので、個人的には前作よりも楽しめました。

 

バイオハザードRE:3の感想・評価まとめ

ここからは実際にバイオハザードRE3の感想・評価をまとめたものを書いていきます。

Contents

ジル・バレンタイン
ジル・バレンタイン
カルロス
カルロス

本作の主人公はジルとカルロスです。

ジルは何度もネメシスに立ち向かい、非常にかっこいいキャラクターです。

バイオハザードRE:2との違い

アイテムやUIに関しては、バイオハザードRE:2とはほとんど違いはありません。

緊急回避

操作に関しては、今作から「緊急回避」が使えるようになりました。

前作では、「格闘」はありませんでした。本作ではカルロスを操作する場合に、緊急回避を行うと、ゾンビに蹴りを入れることができます。

しかし蹴りによるダメージは少ないうえに、緊急回避を入力するタイミングは簡単ではありません。(ゾンビの動きが遅くなったり早くなったりするので間合いを取るのが難しく、ゾンビが攻撃してこないと蹴りを入れることはできないので、狙って蹴りをするものではありません。)

パズル

前作バイオハザードRE:2ではパズル要素が多かったですが、本作バイオハザードRE:3ではパズル要素が減りました。

パズルはあっても簡単です。金庫のダイヤルを開けると、アイテムが入手できるというものはあります。

その代わりにアクション要素が増え、ネメシス戦は面白かったです。

マップ

マップは、複数あり、個別のマップがいくつかあるというものです。

ストーリーを進めると、以前のマップに戻ることはできません。

 

難易度

難易度はスタンダードでプレイしましたが、ちょうどいい難易度でした。

確かに死ぬことは何度もありましたが、必ず攻略法があります。ネメシス戦に関してもちょうどいい難易度でした。

難易度スタンダードでは、ボス戦に関しては、アイテム(回復薬、銃弾)がマップ上に「湧いてくる」ので、銃弾が足りなくなって積むということはありませんでした。

マップ攻略中にアイテム(弾薬、回復薬)が足りなくなったように感じても、先に進んでいくとマップ上にアイテムが落ちているので、問題ありません。

 

また、タイプライター(セーブポイント)の場所も親切ところに設置されています。

ボス戦やイベントで死んでしまった場合は、タイプライターでセーブしたところから復活ではなく、直前のオートセーブのところからになるので、すぐに再チャレンジできます。

オートセーブが行われているときは、画面の左上に白い点でできた丸のマークが出てきます。

 

1周目で選べる難易度は、アシステッド、スタンダード、ハードコアの3種類です。

スタンダードのみ、何度も死んでいると、「ゲームオーバー画面」から難易度をアシステッド(より簡単な難易度)に変更することができるようになりますが、基本的に難易度は変更することはできません。

しかしここで一度難易度を変更すると、元の難易度には戻すことはできません。

 

バイオハザードRE:3の時系列について

バイオハザードRE:3はRE:2よりも前の時間のストーリーになります。

時系列について詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。

ガンショップのケンド
ガンショップのケンド

バイオハザードRE:2で出てきたガンショップのケンドも登場します。どうやら彼とジルは知りあいのようです。

ケンドとジルが出会うタイミングは、RE:2でレオンたちと出会うよりも前になっていると思われます。

マービン
マービン

その他にも、カルロスを操作するパートでは、警察署に向かいます。RE:2で登場したマービンも登場します。

警察署にてカルロスは、マービンがゾンビにかまれるところを目撃します。

ボリュームとプレイ時間

クリア時間と評価
クリア時間と評価

クリアまでのプレイ時間は5時間35分ほどでした。

難易度はスタンダード、アイテムはできるだけ回収するように心がけてプレイしてのクリア時間です。

セーブ回数54回(心配性なので、かなりこまめにセーブしました笑)

死亡回数10回

グラフィック

バイオハザードRE:2やデビルメイクライ5に使われている「REエンジン」が使われているので、美麗なグラフィックになっていることは言うまでもありません。

濡れた時の表現
濡れた時の表現

水を浴びれば、皮膚が濡れますが、その表現もリアルです。ダメージを受けた際は、苦しんでいる表情になったりと、作りが細かいです。

ジルやカルロスの衣装は、ポーズメニューやタイトル画面で変更することができます。

ジルのコスチュームは、後述のショップでポイントと交換することができます。
その他のコスチュームは、予約特典で入手できます。

アクションについて

武器に関しては、ハンドガン、グレネードランチャー、ショットガン、マグナム、手りゅう弾、閃光弾などがあります。

序盤は、ハンドガンしかありませんが、武器はストーリーを進めるうちに増えていきます。

 

ジルを追いかけるネメシス

ジルを追いかけてくるネメシスを手りゅう弾を使って、ダウンさせるとアイテムを落とします。

そのアイテムを使うと、ハンドガンやショットガンを強化することができます。

その他にもストーリーを進めていく中で、武器を強化できるパーツを入手することができます。

ホラー要素

本作はアクション要素が強めであるといいましたが、ホラー要素も健在です。

真っ暗な建物内でゾンビを相手に戦っていると、いきなり後ろから別のゾンビに襲い掛かられるということも・・・

急すぎるので驚くことになります。

しかし、前作RE:2やバイオハザード7よりかはホラー要素は弱くなったと思います。

バイオハザードRE3のホラー演出
雰囲気は抜群

一方で、白い壁の研究施設内に血の跡が残されていたりと、雰囲気は抜群です!

 

倒れているゾンビたちであっても、襲い掛かってくる可能性もります。

ゾンビたちは、一度殺しただけでは死なず、しばらくすると復活します。

 

ナイフで切りつけることで、本当に死んだのか確認することができます。

その他にも、アイテムがあると思ってロッカーを開けるとゾンビが出てきたリと、油断しているときに驚かせて来るのが本作の特徴です。

アイテムに関して

本作にはアイテムボックスがあり、アイテムを預けることができます。

しかしカルロスとジルで、入手したアイテムを、アイテムボックスを介して交換するということはできません。

例えば、カルロスのパートで、回復アイテムが余ったため、ジルに渡そうとアイテムボックスに入れた場合でも、ジルのパートで、それらの回復アイテムはアイテムボックスに反映されません。

 

やり込み要素

やり込み要素は本作にもありますが、これに関してはバイオハザードRE:2とほとんど同じです。

レコードとショップ

本作には「レコード」というものがあり、レコードを達成すると、ポイントがもらえます。
このポイントは、クリア後から使えるようになるショップで使うことができます。

ショップで、無限武器や防御力が上がる「鉄壁のコイン」、攻撃力が上がる「猛攻のコイン」など周回プレイを有利に進められるアイテムを入手できます。

ちなみに先述のレコードの例を下記に示します。

「ハンドガンで敵を80体倒す」
「敵を類型800体倒す」
「プレイ時間を2時間以内でクリアする」
「アイテムボックスを一度も開かずにクリア」

高難易度が解放される

バイオハザードRE:3の難易度は以下の通りです。

アシステッド
スタンダード
ハードコア
ナイトメア
インフェルノ

ナイトメアとインフェルノに関しては、ハードコアでクリアした後に解放されます。
インフェルノでは、敵が強くなるのはもちろん、タイプライターの数が減り、オートセーブ機能もなくなります。

難易度による詳しい違いはこちらからどうぞ。