この記事では、ギリシャ神話の世界が舞台のゲームを紹介していきます。
白くそびえるギリシャ建築の柱や、緑豊かな大自然、そして神話上の世界であるアトランティスや、戦場の英雄が死後にたどり着くエリュシオン。
そんな夢のようなファンタジー世界に行くことができるゲームを紹介します。
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イモータルズ フィニクス ライジングの感想・評価まとめ

イモータルズ フィニクス ライジングのクリアまでのプレイ時間は寄り道しながらで50時間ほどです。
本作は、UBIソフトのアサシンクリードオデッセイを製作したスタジオが作ったゲームであり、ギリシャ神話の世界のオープンワールドゲームです。
世界観やゲームシステム、パズル要素などは、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」にかなり似ています。
イモータルズ フィニクス ライジングの難易度は、ゲーム初心者からすると少し難しいかもしれませんが、他の難しい洋ゲーを遊んでいる人からすると「易しめ」です。
また、主人公の操作はかなり「軽め」で、思った通りにスイスイ動いてくれるので、ストレスがありません。
ギリシャ神話を知っていたほうが楽しめるストーリー

本作では、ギリシャ神話の神々がニワトリなどに姿を変えられてしまっており、彼らを助け、巨人族であるテュポンを倒すための冒険に出ます。
ストーリーはギリシャ神話を知っていないと理解ができないところがあり、ギリシア神話を知っている人からすれば、「あーあの話ね」となり、より楽しめます。
ストーリーは、アサシンクリードオデッセイのように重くて複雑なストーリーではなく、メタ要素も入ったコメディ系のお話しです。
ただし、海外のアニメを見たことがある人は理解できると思うが、キャラクターたちはかなりテンション高めで、日本人からするとあまり笑えないところもあります。
アニメ調とリアルさを融合したオープンワールド

アサシンクリードオデッセイの「オープンワールドが広すぎる」というまさかのクレームを考慮してか、本作のオープンワールドは小さめのマップです。
主人公の成長につながるアイテムやアクティビティがあったりするので、マップの探索に飽きることはありません。
- ハート増加
- スタミナ増加
- 戦闘スキル獲得
ギリシャの古代遺跡と緑の美しい世界を、飛び回ることができます。
謎解き
頭をひねって考えるようなパズルのような謎解きアクティビティがあり、ヒントをオン/オフで切り替えることもできます。
オープンワールドのマップには簡単な謎解きもあります。
アクション

戦闘スタイルは、剣、斧、弓の3つです。
- 剣:他の戦闘スタイルと比べて攻撃が素早く連続攻撃をしやすい。一番使いやすいスタイル。
- 斧:大きいダメージを敵に与えることができ、敵に囲まれた際は、広範囲攻撃でピンチを脱却できる。
- 弓:空中を飛んでいる敵を攻撃でき、飛んでいく矢の動きを操作することもできる。弓矢は時間が経過すると自動で補充されるので矢がなくなるのを恐れて撃つのをためらうことはない。
戦闘時は、攻撃だけでなく回避やパリィを使うことで戦闘を有利にできる。
回避やパリィをタイミングよく使用すると、時間の流れがゆっくりになり、大ダメージを与えることができる。
また敵には強さによって3段階あり敵自体の色とHPバーの色が変わるため視覚的にどのレベルの敵なのかの判断ができます。
やりこみ要素と主人公の育成

- スキルや能力を解放
- スタミナを強化
- 武器を強化
- 薬を作成
また、本作ではキャラクリは男女の選択はできますが、選べる髪型や顔のパーツは少ないです。
しかし、キャラクリがあるゲームにしては、主人公が喋ったり、色々な表情を見せたりします。
宝箱の開放や謎解きをクリアすることで、強化に必要なアイテムを入手でき、ライフの強化、スタミナの強化、武器防具の強化することができます。
本作のクリア後にはニューゲーム+というものがあり、ニューゲーム+では武器、装備や収集アイテム、アビリティなどが引き継がれます。
アサシンクリードオデッセイ

アサシンクリードオデッセイの舞台は、紀元前430年古代ギリシアのペロポネソス戦争の時代です。
傭兵である主人公は、時にはスパルタの味方、時にはアテナイの味方となって戦場で戦います。
本作はストーリーの会話中に選択肢が現れ、どの選択肢を選んだかによってキャラクターが死んでしまったり、ストーリーの結末が変わってしまったりします。
本作は美しいグラフィックが特徴的で、美しい古代ギリシアの風景はもちろんキャラクターの肌質や、主人公の表情の豊かさも注目ポイントです。
広大な紀元前古代ギリシアのマップ

アサシンクリードオデッセイのマップは、ギリシアのペロポネソス半島からミコノス島、クレタ島といった所まで行けてしまうほど広大で、クエストの数も膨大です。
アサシンクリードオデッセイは前作アサシンクリードオリジンズ同様に、見えるところは基本的にどこでも登ることができます。
エーゲ海を船で自由に冒険

主人公はストーリーで自分の船を持つことになり、船を持ったらエーゲ海のどこにでも行くことができます(自分のレベルで勝てない敵がいるのでお勧めはしません)。
ストーリーのイベントや、ギリシャで戦った敵を気絶させることで自分の船員として仲間にすることができます。
モブキャラ一人一人に船員としての能力があり、海戦を有利にすることができます。
クエスト報酬として、船のカスタマイズ素材を手に入れて、船の外見を変えたり、船の戦闘力や防御力を強化することができます。
歴史的に有名な人物・建築に出会える

アサシンクリードオデッセイは現実の古代ギリシアを舞台にしていることもあり、ストーリーではソクラテス、レオニダス、ヘロドトス、ヒポクラテスといった歴史上の人物に出会うことになります。
また、歴史的に有名な場所や建築(建物)に行くことができます。
- ギリシャ軍とペルシア遠征軍の戦いの場であったテルモピュライ
- アテナイのアクロポリスの上に建設されたパルテノン神殿
- ミノタウロスが閉じ込められたとされるクレタ島のクノッソス神殿(ゲームでは本当にミノタウロスがいます)
- 古代オリンピックの発祥の地であるオリンピア
ダウンロードコンテンツではギリシャの神話上の世界へ


ダウンロードコンテンツ第二弾を購入すると、エリュシオン、冥府、アトランティスの3つの新たなエリアに行けるようになります。
楽園エリュシオンは美しい花畑や草木がある丘や、立体的な上下の高さの差が激しい崖や高所が多いマップです。
エリュシオンのマップは周囲が滝で囲まれており、そこに行くことはできませんが、遠くから見るだけでも美しい空間です。
その他にも、ハデスが支配する冥府やポセイドンが統治する海に囲まれた美しいアトランティスにも行くことができ、どのロケーションも素晴らしいロケーションです。
ギリシャ神話の神々が登場

エリュシオンは、ギリシャの戦場で活躍した英雄がやってくる場所で、ペルセポネが統治しています。
エリュシオンには、ヘカテーやヘルメスといったギリシャ神話の神々も登場します。
アサシンクリードオデッセイ本編では、メデューサやブロンテス(サイクロプス)、ミノタウロスなどといったギリシャ神話の怪物とバトルすることができます。