【レビュー】デス・ストランディングの感想・評価|配達依存症になるゲーム

デス・ストランディングの感想・評価について書いていきたいと思います。

時限ミッションやエンディング分岐はあるのか、クリアまでの時間はどれほどなのかなどについて書いていきます。

Contents

 

デス・ストランディングの感想・評価

ストーリーのクリアまでにかかる時間

デス・ストランディングはエピソード15まであるので15章あるといえますが、ストーリーは14章までで、15章エンディング前に戻ってやり残したミッションなどをこなすというものになっているため、実質14章までです。

 

デス・ストランディングの各エピソードのタイトルはデス・ストランディングに登場するキャラクターの名前になっています。

 

ポイントデス・ストランディングのストーリーをクリアするまでの時間は、サブクエスト(後述の指名なし依頼)をほったらかしにして、ストーリー中心に進めていくならば40時間ほどでクリアできます。

またストーリーの各エピソードは、長いエピソードもあれば短いエピソードもあります。

ゲームをスタートしてしばらくはムービーが多く、オープンワールドを自由に動けるようになるまで3時間ほどかかります

またラスボス戦後からのムービーもかなり長いです。エンディングは3時間ほどあり、エンドロールを飛ばすことはできません。

 

 

デス・ストランディングはエンディング詐欺(エンディングかと思ったらまだエンディングでない)が何回もあります(笑)。

言葉を返せばストーリーの結末を予想することは不可能なので、予想外の展開が何度も起こります

 

 

 

マップがめちゃくちゃ広い

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デス・ストランディングはマップがめちゃくちゃ広いオープンワールドです。

地上から見える雪山も含めて、見えるところには全て行くことができます(一見行けないように見える配送センターの屋根にもはしごをかけることで行くことができるようになります)。

美しい景色が多く、アップデートで追加されたフォトモードで写真を取ることもできます。

フォトモードでは、カメラの位置を自由に決めることができるだけでなく、サムとBBの表情やポーズも自由に決めることができます。

 

中部のマップ

 

デス・ストランディングのマップは東部、中部、西部の3つに分かれています。中部が最も広く、次に東部、最も小さいマップが西部となっています。

ゲームは東部から始まります。西部のマップはゲームの終盤に少し寄るだけでとても小さいマップです。

 

ファストトラベル

ポイントデス・ストランディングではストーリーをある程度まで進めてカイラル通信を繋げないととファストトラベルはできません。

ストーリーで拠点(配送センターやプレッパーズなど)にカイラル通信が繋げないとそこにファストトラベルできません。

 

 

そのためゲームのクリア後は国道を作ったり、各拠点をジップライン(後述)で繋いだり、やり残した配達依頼をこなしていくことになります。クリア後に西部に寄る必要性はなく、配達依頼は東部と西部にあるので、その二つのマップで依頼をこなしていきます。

 

 

デス・ストランディングでは御存じの通り「配達」がミッションとなっているため各拠点間を移動することが目的になるのですが、どこもかしこも道が悪く、岩や急な坂、雪山があります。

 

BBをあやすサム

ポイントそのような悪路でこけてしまうと配達荷物がダメージを受けてしまい依頼の評価が下がってしまいます。それ以外にもこけるとサムがダメージを受けたり、BBの機嫌が悪くなったりします

BBの機嫌が悪くなるとBTの居場所を特定できなくなり不便になるのでBBを「あやす」必要があります。

 

このゲームでは「配達」が任務

このゲームの目的はずばり「配達」です。現在販売されている多くのゲームのメインは「戦闘」ですが、本作で戦闘はおまけで本作のメインは「配送」です。

え、配達?と思われたかもしれませんがゲームをクリアするころには、きっとあなたも配達依存症になっています。

 

デス・ストランディングにて配達依頼(ミッション)は2つに大別できます。それが「サム指名依頼」と「指名なし依頼」です。「サム指名依頼」はストーリーミッションのことで、「指名なし依頼」がサブミッションになります。

 

配送センター
プレッパーズのシェルターへ配達

配送は「配送センター」から「配送センター」への荷物、「配送センター」から「プレッパーズ(個人シェルター)」への荷物など様々な依頼をこなすことになります。

 

「いかに効率的に配達するか」にこだわると、このゲームにめちゃくちゃハマってしまいます。国道建設とジップライン建設によって「効率的に配送」できるようになります。国道とジップラインについては次で説明します。

 

国道を建設して配送を便利に!

配達するには道を歩いていくのですが、その道は悪路であるため簡単には配達できません。もしコケてしまって荷物を傷つけると評価が下がってしまいます。

難しい配送依頼ほど配送すべき荷物の量が多く、配送先までの道のりが岩や雪山などの悪路を通る必要があったりと大変です。

 

車やバイクでゴリ押しして悪路を突破することもできません。そこで、そのような悪路でも簡単に配達できるようにしてくれるのが、国道ジップラインです。

 

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国道建設装置(上の写真)に素材を入れることで国道を建設できます。必要になる素材の量はそれぞれの国道建設装置によって異なります。初めの方はは必要素材量が少ないですが、最後の方では求められる素材の量が一気に増えます。

 

国道建設装置がある場所にカイラル通信が繋がっていれば、他のプレイヤーが入れた素材が反映され、必要になる素材の量が減ります(オンライン要素)。そのため国道建設装置がある場所にカイラル通信が繋がってから素材を入れて完成させるほうが良いと思います。

 

 

 

カイラル通信を繋ぐ

ストーリーを進めていけば国道建設装置がある場所のほとんどのカイラル通信は繋ぐことができるのですが、ストーリーでは繋げられないところもあります。そこには自分でカイラル通信を繋がなければなりません。

カイラル通信を繋いでおけば、自分が全く素材を入れていなくても国道が完成している場合があります。

 

国道

国道は完成してもゲーム内で時間が経過すると劣化(時雨のせい)してしまいます。

最終的に放っておくと国道がなくなってしまいます。しかし他のプレイヤーが入れた素材が反映されたり、自分が修復のために素材を入れることによって維持できます。

劣化するスピードはかなり遅く、私は現在60時間ほどプレイしていますが一度も修復用の素材を投入したことはありません

 

 

ジップラインで爆速配送を実現!

ジップライン

もう一つのジップラインはゲーム中盤から使えるようになります。ジップラインは建設機材ver2というアイテムで建設できます。このアイテムはストーリーを進めれば簡単に作ることができるようになります。

 

 

ジップラインで山登りを楽に

このジップライン同士の間は爆速で移動することができるので、配達を効率化させることが可能です。また、このジップラインはマップ上のほぼどこでも設置することができます。(急斜面や他の建設物が篤人ころには建てられません)

 

ジップラインの移動距離の限界は350m

しかしこのジップラインで移動できる距離(ジップラインに素材を入れて強化すると少し伸びます。)に制限があるのと、建設できる数に制限があるので、どこにジップラインを建設するかは考えなければなりません。

 

そのため、他のプレイヤーが建てたジップラインをうまく利用して繋げていくのが良いと思います。(その区域にカイラル通信を繋げると他のプレイヤーの建設物が反映されます)

 

 

アクション要素も少しはある

アクション要素はあります。敵は次の4つに分類できます。

・BT

・ミュール(マップ上にいる荷物奪う人)

・テロリスト(マップ上にいるサムを殺しにくる人)

・クリフ、ヒッグス(ストーリーで戦う)

ミュール

対人の武器に関しては気絶させる武器だけで、発砲するのはゴム弾やサムの血液です。対人と戦うときは、荷物で殴ったり縄で縛ったりすることもできます

 

本作では、BTと特定のボス戦以外で人を殺すと、大きなデメリットが発生するので、安易な気持ちで人殺しをすることはできないゲーム仕様になっています。

ゲーム上で過激な犯罪行為をしたいという人には本作は向いていません。

 

そのデメリットというのは死体をわざわざ死体焼却場まで運ぶというもので、もし死体を焼却場まで運ばなかったらマップ上に大きなクレーターができます。

クレーターができたところはしばらく通行できないのはもちろん、これまでに建設した国道やジップラインなどが全て消失してしまいます。

 

 

時限ミッションとエンディング分岐はあるのか?

時限ミッションエンディング分岐があるのかというと、どちらもありません。時限ありの「指名なし依頼(サブミッション)」はないので、全ストーリーが終わった後で一気に「指名なし依頼」を攻略していっても問題ありません

ポイントストーリーを進めていく中でどうしたらいいか分からなくなった時には、サムに届いているメールを見てみるとヒントが書かれています

 

 

デス・ストランディングの感想・評価まとめ

今日のゲームは「人を殺したり、屈服させる」ことに重きを置いているゲームが多い中で、本作の特徴をまとめるとこのようになります。

・人を殺すとかなり大きなデメリットが発生する

・ゲームの主軸が戦闘ではなく配送

・他のプレイヤーとわずかにつながるオンラインシステム

 

これまでのゲームの常識を覆した作品であることは間違いありませんが、ゲームとしての王道は守っているので最高のゲームになっています。

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