【ウィッチャー3】フィリパ・エイルハートが目を失った過去を解説

フィリッパ・エイルハートは魔術師でレダニアの前王であったヴィジミル2世の顧問であり、彼の死後もレダニアの宮廷にとどまりました。

フィリパは「他の動物に変身できる魔法」を使える数少ない魔術師の一人であり、1267年には「300歳は下らない」と考えられていたそうです。

紀元前230年:天体の合が起こり、人間、魔法、魔物が世界に出現する

840年:吸血鬼レジスが誕生する

1173年:イェネファーが誕生する

1229年:ダンディリオンが誕生する

1248年:スケリッジにてヤルマール・アン・クライトが誕生する

1250年:シャニが誕生する

1261年:ダンディリオンとアンナ・ヘンリエッタ公爵が恋仲になる

1263年:ドラマでのシリの物語(「シントラの大虐殺」~「ソドンの丘の戦い」)

1265年:「ウィッチャー」サーガ(原作小説)

1267年:サネッド島の反乱

1270年:ゲーム版「ウィッチャー」

1271年:ゲーム版「ウィッチャー2」

1272年:ゲーム版「ウィッチャー3」

ウィッチャーサーガ(小説)でのフィリパ

一部小説以前のネットフリックスドラマのストーリーも含み解説していきます。

ソドンの丘の戦い

1263年、第一次北方戦争において、フィリパはソドンの丘の戦いで北方諸国軍と共にニルフガード軍と戦いました。

サネッド島の反乱

ニルフガードと同盟を結んだ裏切り者を排除するため、ブラザーフッド・オヴ・ソーサラーズに対してサネッド島で反乱を起こした。

補足説明
ブラザーフッド・オブ・ソーサラーズは北方王国で最も古い魔術師の組織であり、8世紀に結成されアレツザなどの魔法学校、リスバーグを含むほとんどの魔法使いを束ねていました。 

エムヒル皇帝は、ソドンの丘の戦いで敗北を喫したため、再び北方との戦争を始める前に魔術師を始末しようと考えました。

そのためヴィルゲフォルツを雇い、反乱を起こして敵対する魔術師を討伐することにしました。

ロッジ・オブ・ソーサラーズ(女魔術師会)を設立

サネッド島での事件でブラザーフッド・オブ・ソーサラーズが事実上消滅した後、フィリパはロッジ・オブ・ソーサラーズ(女魔術師会)を立ち上げました。

女性魔術師のみで構成された秘密組織でした。

創設メンバーは以下のメンバーです。

マルガリータ
  • レダニア:フィリパ・エイルハート
  • マルガリータ・ラウクス・アンティル(アレツザの学長だった。ティサイアと本を書いた)
  • テメリア:トリス・メリゴールド
  • テメリア:キーラ・メッツ
  • ケイドウェン:サブリナ・グレヴィッシグ(ウィッチャー2で死亡)
  • コヴィリ&ポヴィス:シアラ・ド・タンカルヴィル
  • ドル・ブラサンナの女王:フランチェスカ・フィンダベア(エルフ)

ドルブラサンナはかつてエルフの居住地だったが、100年ほど前に人間が所有権を主張し、エルフは山のほうに追いやられた。

  • ヴィコヴァーロ(ニルフガード帝国の最南端の属国のひとつ):アシール・ヴァル・アナヒッド

後に加わったメンバーが以下の通りです。

アイダ・エミアン
ウィッチャー3でのアイダ・エミアン

フィリパは、ミシュレ兄弟を殺した

小説の第一巻に当たる「エルフの血脈」では、フィリパは終盤でミシュレ兄弟を殺害しています。

ミシュレ4兄弟はオクセンフルトを拠点とし、リエンスに雇われてゲラルトを狙うプロの殺し屋でした。

ゲラルトが4兄弟を無力化した後、フィリッパは小剣で長男であるトゥブランを殺しました

ウィッチャー1

第三章の冒頭でトリス・メリゴールドが魔法の鏡を通して誰かと話しているシーンがあります。

その話し相手はフィリパエイルハートキーラ・メッツだと推測されています。

ウィッチャー2 The Witcher 2: Assassins of Kings

ウィッチャー3ではフィリッパがなぜ失明したかが詳細に語られていません。

ウィッチャー2にて、ラドヴィッドは尋問中のフィリッパを拷問した後、ラドヴィッド王が部下にフィリパの目をくりぬくように命じたのです。

フィリパは目を奪われても魔法で周りを見ることができたが、王への復讐をもくろみました

ウィッチャー3

ロック・ミーヌを生き延びた彼女は、レダニア南部の隠れ家に逃げ込んみました。

フィリパはマルガリータ・ロー・アンティルに連絡を取り、ヴィルゲフォルツと同じように宝石の上で組織を培養して目を再生する計画を説明しました。

【ウィッチャー】魔術師ヴィルゲフォルツを解説「レジスとの戦い・強さとは」

ゲラルトがラドヴィッド暗殺の陰謀に参加する場合は、ゲラルトはラドウィッドの護衛を殺します。

フィリッパは、自分の目を奪った仕返しにラドウィッドの目を魔法の粉でつぶし彼の背中を刺して殺害した後、フクロウに変身して姿を消します。

フィリパ・エイルハートの死

1270年代の魔女狩りで、ウィルメル大司祭の手下によって拷問され殺された。

その後、冤罪を晴らし、殉教者として列聖されました。