この記事では、PS4マーベルズスパイダーマンのDLC「摩天楼は眠らない」の感想・評価をまとめた記事を書いていきます。
「摩天楼は眠らない」PS4スパイダーマンの感想・評価まとめ
ここからは早速「摩天楼は眠らない」PS4スパイダーマンの感想・評価を書いてきます。
「摩天楼は眠らない」は3つのダウンロードコンテンツから構成されており、それぞれ個別に購入することもできますが、ストーリーは繋がっています。
そしてこの一連のダウンロードコンテンツの私の率直な感想としましては、「いまひとつ」で、理由は以下の通りです。
・ボリュームが少ない
・新マップがない(本編と同じニューヨーク)
・新たにスパイダーマンを強化するものがないのに、敵は強くなる
・サブミッションは本編と大差がない(本編の延長のようなもの)
Contents
本編とのマップの違い
本編と同様にニューヨークが舞台になっていますが、本編であったロケーションイベント(本編であったリサーチステーション、チャレンジミッションなど)は消えて、DLC仕様のロケーションイベントに切り替わります。
先ほど、「摩天楼は眠らない」は3つのダウンロードコンテンツから構成されているといいましたが、このロケーションイベントは各ダウンロードコンテンツによって異なります。
スクリューボールのチャレンジミッション
ダウンロードコンテンツにもサブクエストがあり、スクリューボール(本編のサブクエストで登場したキャラクター)のチャレンジミッションは3つのDLC全てにあります。
チャレンジミッション内容は本編に登場したタスクマスターのチャレンジミッションと似たようなものですが、難易度がかなり上がっています。
・ステルスチャレンジでは敵に見つかってはいけないだけでなく、ライトが照らす光に見つかってもアウトで、さらにライトは照らす場所は刻々と変わっているので難しいです。
・ガシェットのみで敵を倒せというミッションは、敵の数が多すぎて難しい
などなど
このスクリューボールのミッションのうざい所は、スクリューボール自身です。
本編を遊んだことがある方は知っていると思いますが、あのスクリューボールの軽くてスパイダーマンを煽る発言がプレイヤーをイライラさせます。
難易度が高いミッションである上に失敗するとスクリューボールにあおられるので、プレイするモチベーションがなくなります・・・
「摩天楼は眠らない」でのアクション
アクションは本編と全く同じで、ダウンロードコンテンツから新しいスキルやガシェットが増えるということはありません。
しかし敵はかなり強くなっており、セーブルの装備を入手したハンマーヘッドの手下たちがかなり強敵です。
ロケーションイベントの一つである拠点ミッションでは、ハンマーヘッドの手下たちと戦うことになりますが、手下たちの数を多くしてゲームの難易度を挙げているという印象を受けました。
1つのDLCごとに3つの新しいスーツを入手でき、3つ全てのDLCでは合計9つの新スーツを入手できます。
・DLCゲームスタートでスーツ1着目解放
・DLCクリアでスーツ2着目解放
・DLCの達成100%でスーツ3着目解放
といった感じです。
しかしどのスーツも正直かっこよくなく、むしろダサいです。
「摩天楼は眠らない」のストーリー
本作のストーリーは、ニューヨークを支配しようとたくらむマフィア組織の首領である「ハンマーヘッド」を打倒するのが大筋となります。
ダウンロードコンテンツで重要となるキャラクターは、以下の4人となります。
・ブラックキャット(フェリシア・ハーディ)
・ハンマーヘッド
・シルバー・セーブル
・ユリ・ワタナベ
本編では、マイルズがスパイダーマンの能力を手に入れてところで、終わりましたがダウンロードコンテンツではその後の進展はほとんど描かれていません。
スパイダーマンがニューヨークの町中をスイングしているときに、マイルズから電話がかかってきてスパイダーマンとして戦うための訓練をしてほしいという話は出てきます。
ダウンロードコンテンツのエンディングでは一緒に訓練しているシーンが見られます。
同じく、本編のラストに残された伏線であるハリー・オズボーンに関しては全く出てきません。
これらの点からもこのダウンロードコンテンツは別に遊んでいなくても続編を楽しめると思います。
ただしこのダウンロードコンテンツによって、スパイダーマンとシルバー・セーブルの関係性が少し良くなった(関係性が変わった)ことは次回作にわずかな影響があると思います。
黒猫の獲物
スパイダーマンはハンマーヘッドが狙っているという美術品が盗まれないように、美術館へ向かいますが、そこで待っていたのは、ブラックキャットことフェリシア・ハーディでした。
ハンマーヘッドとフェリシアはどうやら組んでいるようで、フェリシアは美術品の中に収められてたUSBを持ち去ってしまいます。
どうやらフェリシアことブラックキャットは、ピーターとの間の子供を人質に取られているようで、ハンマーヘッドに従うを得なかったようです。(ピーターとフェリシアは昔付き合っていた)
スパイダーマンはブラックキャットと共に、その子供が監禁されているところに向かいますが、それはフェリシアの罠で、スパイダーマンは閉じ込められてしまい、子供の話はうそでだと分かります。
ハンマーヘッドの罠によりブラックキャットは爆破されてしまいます。
王座を継ぐもの
警官を率いたユリ・ワタナベは、スパイダーマンと共にハンマーヘッドがいるところに向かいます。
そのときにユリは、部下の警官をハンマーヘッドに殺されてしまい、ブチぎれ、ハンマーヘッドに復習することを誓います。
どうやらハンマーヘッドは、ニューヨークの他のマフィアを抹殺してニューヨークを支配することが目的だと分かり、スパイダーマンはセーブル社の装備を入手したハンマーヘッドと対峙します。
スパイダーマンはハンマーヘッドを倒したところに、ユリがやってきてハンマーヘッドの脳天に銃弾をぶち込みます。
しかしハンマーヘッドの頭蓋骨はアダマンチウムでできているので、完全には死んでおらず部下に蘇生してもらい、復活します。
白銀の系譜
一度スパイダーマンに敗北したハンマーヘッドは、オズコープ社の社員に自分を「最強」になるように改造してもらいます。
一方、本編で母国に帰国したシルバー・セーブルは、内戦中の母国に対処するため、ニューヨークにあるセーブルの装備を回収しに戻ってきました。
シルバー・セーブルとスパイダーマンは、サイボーグになったハンマーヘッドと戦い、ピンチになりますがスパイダーマンはブラックキャットに助けられ、シルバー・セーブルはハンマーヘッドに捕まってしまいます。
ブラックキャットは盗んでいたUSBは、ハンマーヘッドのサイボーグ化に関する情報だったようで、それを見て、ハンマーヘッドの弱点を見つけます。
そしてスパイダーマンはシルバー・セーブルを救助し、二人は協力してハンマーヘッドに立ち向かいます。