メタルギアソリッドVファントムペインの感想・評価まとめ
良い点
・グラフィックがキレイ
・スネークがかっこいい
・自分だけのマザーベース/部隊を作れる
・潜入のリアル感
悪い点
・同じような景色のマップ
・ストーリーが中途半端な終わり方
・武器が現実にはないものに変更になった
・やりこみ要素が作業的でつらい
Contents
ゲームのボリューム
本作はボリュームが膨大です。
ストーリーをクリアした後にもやるべきことはたくさんあります。
マザーベースの拠点開発や、優秀な兵士をフルトン回収したり、トロフィーの解除など、、、
ストーリーのミッションを全てSランクでクリアすると、雷電の衣装を手に入れることができます。
その他にも収集要素もたくさんあります。
私はストーリーをクリアした後も遊んでいたら、いつの間にかプレイ時間が100時間超えていました。
ストーリーについて
ストーリーは第一章と第二章で分かれており、多くの方が言っているように未完です。
ストーリーのボリュームは多いのですが、ストーリーが「ぶつ切り」(回収されていない伏線が多く急に終わる)になっています。
確かにストーリーで盛り上がるところはあります。
二足歩行兵器メタルギアとの戦いがあり、盛り上がります。
このメタルギア戦は第一章のラスボスになります。
では第二章のラスボスはどうなのかというとこれがいないのです。
エンディングはマルチエンディングではなく1つに決まっています。
本作には子供のころのリキッドスネーク(イーライ)が登場しますが、彼のその後がほったらかしなのです。
「蠅の王国」という本編には収録できなかったストーリーの映像特典があるのですが、
これをゲーム本編に入れて欲しかったと言うところです。
ミッションについて
本作では、オープンワールドのマップでミッションを攻略します。
ミッションの目的は主に下のような内容です。
・敵基地に潜入して秘密情報の奪取
・捕虜の回収
・戦闘車両の排除
・積み荷の回収
・ターゲットの排除/回収
・味方スタッフの救出
ミッションは
・敵兵士やターゲットを殺さずにフルトン回収して非殺傷で無力化
・敵に一切見つかることがない
ようにすると、ミッションの評価が上がります。
マップについて
マザーベース
本作はマザーベースから戦場(オープンワールドのマップ)まではヘリで移動します。
マップは施設の中に入るときもシームレスで、ロードなしで全て繋がっています。
マザーベースは広いので、トラックや段ボール配送で各拠点間を移動することができます。
またマザーベースにパスのイラストが描かれたポスターが貼られていることもあります。
マザーベースの施設
マザーベースのマップは全て繋がっていますが、マザーベースの施設の中には入れないのが残念です。
・戦闘班
・研究開発班
・支援班
・諜報班
・拠点開発班
・医療班
これらの班に戦場でフルトン回収した兵士を配属させていきます。
マザーベースを増設させていかないと、戦場で回収した兵士をマザーベースに連れていくことができなくなります。
研究開発の施設を増設していくと、スネークが使える武器を増やすことができます。
シャワーボックス
ヘリでマザーベースに戻ってくると、シャワーボックスがあります。
スネークの服に着いた汚れを落とすことができます。
長い間シャワーを浴びないでいると、オセロットからバケツで水をぶっかけられるイベントが発生します。
マザーベースは色の変更もできるので、自分だけの秘密基地を作っているみたいで楽しくなります。
マザーベースでは兵士たちがスネークを見つけると挨拶をしてくれます。
戦場のオープンワールド
オープンワールドマップは同じような景色が続く荒野・砂漠・サバンナのような場所ばかりです。
正直、オープンワールドにする必要があったのかなと思います。
そのためポータブルオプス、ピースウォーカーやメタルギアソリッド1、2、4のように、
現代的な施設が出てこず、メタルギアソリッドの雰囲気を感じられませんでした。
オープンワールドでなくてもよかったのでは?
それならばスターウォーズ:ジェダイフォールンオーダーや、アンチャーテッド4のように、
シームレスのマップを複数用意することで全く異なる景色のマップで潜入できたと思います。
本作は無理にオープンワールドにしようとして失敗しているように思えます。
【ネタバレ注意】主人公について
MGSV:TPPの主人公はビッグボスではありません。
本作の主人公は、ピースウォーカーのときのマザーベースを襲撃されたときに、ビッグボスと共にヘリに乗っていた兵士です。
本作の序盤にその兵士はビッグボスの顔に整形されてしまうのです。
そこから操作するのは、ずっとビッグボスではなくてその兵士=ヴェノム・スネークです。
その兵士は自分でキャラクタークリエイトで作れるので、「本作の主人公はあなた!」ということもできて熱い展開とも言えます。
しかし本当は皆が操作したかったのは、ビッグボスなのではないかと思います。
潜入はすごい
さまざまな潜入方法
オープンワールドマップにある敵施設への潜入方法はさまざまです。
・段ボール、暗視装置、試作型ステルス迷彩、デコイ
・義手で攻撃・注意をひかせる
・ハンドガンやスナイパーライフルで暗殺していく
・ロケットランチャーやヘリからの砲撃支援で武力制圧
・地雷やグレネードランチャーなどで制圧
・バディとして連れていけるDD(犬)、クワイエット、馬で基地間を移動
・戦車やウォーカーギアを支給してもらい武力制圧
正直に言うと、数々のオープンワールドゲームを遊んでいる私でも、自由すぎてどうやったらいいんだろうと悩むことが多かったです。
使いづらい武器もあり、せっかく製作しても全く使わない武器もありました。
スーツも消音性能がついている便利なスーツがあるので、結局いつも着るスーツは同じものばかりでした。
ちなみに、本作からは武器は架空のものになりました。
試作型ステルス迷彩をミッション中に使うと、そのミッションではS評価を得ることはできなくなります。
バディについて
バディはミッションに連れていくことができます。
D-Dog
D-Dogはスネークが回収してきた犬です。吠えさせて敵の気をひかせることができ、連れて行くだけで、周囲の兵士をマーキングすることができます。とても便利です。
D-Dogの装備を変えると、敵兵士を殺害したり、気絶させることもできるようになります。
D-Horse
D-Horseはオープンワールドを長距離移動するときに有効なバディです。
馬の背中に人を乗せて運んだり、D-Horseの側面に隠れて敵に見つからないようにしながら走らせることも可能です。
D-Walker
D-Walkerは二足歩行のロボットで、ピストル、ガトリング砲、火炎放射器やミサイルといった、さまざまな武器を搭載させることができます。
スネークはD-Walkerの背後に乗り込み、操縦します。
D-Horseほどではないが、高速に移動することができます。
クワイエット
クワイエットは無口な女性スナイパーです。スネークが指定した敵兵にヘッドショットを決めてくれます。
その他にも敵拠点を偵察してくれたり、マップに補給物資を置いていってくれることもあります。
クワイエットに対しては
・狙う
・撃つ
・スネークが投げるグレネードを撃つ
・援護
など細かく指示を出すことができます。
戦闘時は「援護」を支持するとで自由に敵を攻撃してくれます。
救済措置であるチキンキャップ
本作はずばり難しいです。
ミッションで3回死ぬと、チキンキャップというものを被ることができます。
チキンキャップを被ると、敵に3回まで見つかってもアラートは鳴りません。
しかし敵に笑われて馬鹿にされたり、
ムービー中にもチキンキャップを被ったスネークが現れてなんだか締まらなくなります。
課金について
オンラインモードのFOBというものがあります。
これは自分の基地を他のプレイヤーから守ったり、逆に他のプレイヤーの基地から資源を奪うというゲームです。
基本は無料で遊べる
このFOBは無料で遊ぶことができるので誰でも遊ぶことができるのですが、
2つ目の基地を作るには課金しなければなりません。
課金してできること
一つ基地を新しく建設するためにはゲーム内通貨で1500ポイントほど必要になります。
毎日MGSVにログインしてもデイリーボーナスとして一日15ポイントしかもらえないので、かなり時間がかかります。なら課金しようと言うことになるのですが、この1500ポイントは日本円でも1500円ほどかかります。
コメントを残す