この記事では、
- 剣や馬で戦うリアルな中世ヨーロッパ
- ドラゴンや魔法といったハイファンタジー世界
といった中世ヨーロッパ風なオープンワールドゲームを紹介していきます。
- 銀色に輝く甲冑と剣を身にまとった騎士が好きな人
- 赤いレンガやワラで造られた街並みと、そこで生活する人々に溶け込んでみたい
- 女神や聖人の彫刻が描かれている城、天空まで届きような巨大な塔の世界を探索したい
剣士となってドラゴンを退治したり、廃墟となった古城にある宝を探索するファンタジーゲームを紹介します。
Contents
【PS4】中世ヨーロッパ風オープンワールドゲームまとめ
ここから中世ヨーロッパ風の世界観を持つゲームを紹介していきます。
エルデンリング
作品名 | エルデンリング |
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発売年 | 2022年 |
開発元 | フロムソフトウェア |
エルデンリングは、ダークソウルやデモンズソウル、SEKIROなどの開発で有名なフロムソフトウェアの最新作で、ダークファンタジーな世界観を持つオープンフィールドゲームです。
大体の行き先が決められていたダークソウルなどとは違い、マップがオープンなフィールドとなっており、ダンジョンもより複雑で立体的になったことが特徴的です。
難易度は「ダークソウル」と変わらず
エルデンリングの戦闘は、「ダークソウル」の戦闘と同様に、敵の攻撃パターンを研究し、わずかな隙を探す必要があります。
敵の魔法を跳ね返す盾や、短時間のチャージで刃のような弾丸を放つ剣など、ユニークな力を持つ武器や盾が存在します。
何時間遊んでいてもステータスは大して上がらず、便利なアイテムや装備を手に入れ、道具を強化しても、オープンワールドの弱い敵と戦いでは楽しめるが、レガシーダンジョンにいる強敵の前では意味を成しません。
新しいボたち
- 「ティビアの呼び舟」:小舟に乗った敵との戦闘
- 「飛竜アギール」:ソウルシリーズ恒例のドラゴン戦であり、炎のブレスで攻撃
- 「還樹の番犬」:スフィンクスのような見た目で宙に浮いたりと不気味な動きをする
アサシンクリードヴァルハラ
作品名 | アサシンクリードヴァルハラ |
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発売年 | 2020年 |
開発元 | ユービーアイソフト |
アサシンクリードヴァルハラは、アサシンクリードシリーズの最新作で、9世紀の終わり頃のイングランドを舞台としたオープンワールドゲームです。
アサシンクリードヴァルハラは、ヴァイキングと呼ばれる北欧の部族が故郷を離れ、小国が乱立し激しく争っていた地域に航海した時代が舞台です。
幻想的な北欧神話の世界と中世ヨーロッパのロケーション
レンガや石で造られた巨大な砦や城といったロケーションが登場します。
主人公は仲間のヴァイキングと共に、ロングシップに乗って敵の砦に乗り込んでいきます。
ヴァイキングたちは世界中を横断しており、ヴィンランド(今のアメリカ)やダウンロードコンテンツではパリのマップも行くことができます。
本作では幻想的な北欧神話の神々が暮らすアースガルズや巨人族の世界にも行くことができます。
ヴァイキングたちの冒険
主人公のエイヴォルは、部族のリーダーとして、新しい定住地を求めて、同じ部族の人々を新しい土地に導きます。
定住地を拡大していくこともエイヴォルの目的になります。
エイヴォルは仲間と共に侵略したした土地に定住地を建設したり、仲間と角の容器に入ったビールを早く飲む対決をしたりするミニゲームもあります。
3月からは拡張コンテンツありのソフトも発売
拡張コンテンツでは、伝説のドワーフの世界「スヴァルトアルフヘイム」へ冒険の旅へ出ます。
ウィッチャー3ワイルドハント
作品名 | ウィッチャー3ワイルドハント |
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発売年 | 2015年 |
開発元 | CD Projekt RED |
ウィッチャー3ワイルドハントはファンタジー要素があるゲームで、剣や女魔術師会、モンスターや「印」という魔術などが出てくるゲームです。
主人公のゲラルトは、魔法によって身体を強化された「ウィッチャー」という存在で、年齢は100歳以上のベテランウィッチャーです。
また、ゲラルトは女好きのキャラクターであり、個性豊かな女性キャラクターとのロマンスもストーリーの見所です。
ウィッチャーの魔法と剣技
ウィッチャーは、怪物退治の専門家で、剣の腕や腕っぷしが強いだけでなく、怪物や怪物を駆除するための豊富な知識を備えています。
ゲラルトは、
- 怪物を倒すために剣にオイルを塗って戦闘を有利にする
- 火炎を出したり敵を足止めする印
- 剣にルーン文字を掘って強化
怪物相手に戦闘を優位に進めていきます。
廃墟の古城や自然豊かな世界観
ウィッチャー3ワイルドハントの世界は非常に美しいです。
ドラゴンやサイクロプスが棲んでいる廃墟となった古城にて怪物を退治したり、空中から攻撃してくるセイレーンをしのぎながら小舟で海を横断したりします。
ウィッチャー3ワイルドハントの風景は美しいだけにとどまらず、様々な地域があります。
スケリッジという幾つかの島からできている諸島では、少し寂しさを感じさせるBGMとともに、雪が残る山脈を探索したり、主人公のゲラルトはスケリッジの次期王の選定に巻き込まれます。
ダウンロードコンテンツのボリューム・マップがとにかく大きい
ダウンロードコンテンツでは、「トゥサン」という戦争の影響を受けていないブドウ畑や女王が統治するボークレール城がある、非常に天気の明るいエリアに行くことができます。
「トゥサン」では、黄金の鎧を着こなす騎士がおり、騎士たちには名誉ある行いが求められます。
一方で、「トゥサン」では、吸血鬼によって貴族が殺されるという事件が起きており、ゲラルトはその吸血鬼退治のために召喚されます。
美しくも残酷な?おとぎ話の世界を冒険
ゲラルトはトゥサンにて、魔法で造られた幻想空間である「おとぎ話の世界」に閉じ込められてしまいます。
おとぎ話に出てくるマッチ売りの少女やオオカミ少年などが登場し、ゲラルトは「おとぎ話の世界」からの脱出を試みます。
スラヴ民俗のモンスター
ウィッチャー3ワイルドハントは、ポーランドのゲーム会社が製作しているだけあり、スラヴ民俗に由来する怪物が多く登場します。
スラヴ民俗由来の怪物といえば、レーシェンです。
レーシェンは樹木のような姿をした怪物で、薄暗い深い森に棲んでおり、魔法を使って縄張り内の動物を操ったり、木の根を使って攻撃してきます。
ダークソウル3
作品名 | ダークソウル3 |
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発売年 | 2016年 |
開発元 | フロム・ソフトウェア |
ダークソウル3はダークファンタジーの世界観で、「死にゲー」と言われるほど、難易度が高いゲームですが、操作性が非常によいのでストレスなくプレイできます。
ダークソウル3ではキャラクターは英語音声しかなく、ストーリーは考察しがいのあるものであるため、不思議でダークな雰囲気を持つ独特なゲームになっています。
ダークな雰囲気を持つ教会
冷たい谷のイルシールは、しんしんと雪が降る真夜中の中で、月明かりの下に広がる街です。
冷たい谷のイルシールには、教会が多く存在しており、市街の中央には巨大な教会があり、そこにはこの法王サリヴァーンがいます。
市街には、強力な法王騎士が闊歩しており、囲まれたら苦戦する。
巨大な城や大図書館
王子ロスリックと兄王子ローリアンが居座るロスリック城では、赤い空の中に浮かぶ黒い太陽が象徴的です。
ロスリック城には、炎ブレスを吹くドラゴンや強力な騎士が闊歩しています。
またロスリック王子がいるところにたどり着くには、天井まで届く本棚がそびえる大書架を通り抜けなければなりません。
大書架には、三角帽子を被った結晶の古老という双子の魔術師の片割れがいます。
法王や王子、甲冑騎士などのボスたち
ダークソウル3のボス戦では「何度も何度も」死ぬことになりますが、復活ポイントがボス部屋に近いので、ストレスなく繰り返しボス戦に挑めます。
- 魔法や炎をまとった剣で攻撃してくる騎士
- 魔法の剣で攻撃してくる法王
- 白いレーザー光線を吹くドラゴン
など、ボスのかっこよさも必見です。
ダークソウル3には主人公に「ステータス」があるので、ザコ敵を倒してステータスを上げれば、ある程度は主人公を強くしてボス戦の難易度を下げることができます。
キングダムカムデリバランス
作品名 | キングダムカムデリバランス |
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発売年 | 2016年 |
開発元 | Remedy Entertainment |
キングダムカムデリバランスは、ファンタジー要素が一切なく、15世紀のボヘミア王国や神聖ローマ帝国が物語の舞台となります。
また武器、衣服、戦闘技術、建築物などは、15世紀初頭の時代に詳しい歴史や建築の専門家の監修が入っているので、実際に当時使われていた剣や防具で戦うことができます。
一人称視点の剣の戦闘は迫力あり!
またこのゲームには既定の主人公のビジュアルはありますが、基本的には一人称視点で進んでいき、ムービーシーンなどでは主人公の姿が見れます。
キングダムカムデリバランスは、とにかく自由度が高く選択肢や行動によって「悪人」プレイをすることもできます。
もし犯罪を犯した場合は、教会で免罪符を買ったり、賄賂を渡すことで友好度を回復することができ、ときには逮捕されてしまうこともあります。
多彩なパラメータで主人公を育成
また、筋力、カリスマ、敏捷性、話術、耐久力・・・などといった多くのパラメータが存在し、主人公のヘンリーを成長させることもこのゲームの醍醐味です。
- 装備には耐久度や汚れという要素があり、それらが減ると防具の性能が落ちる
- 食料にも耐久度(何日保つか)や重量などのパラメータがある
など、とにかく「リアル」なゲームになっています。
【PS4】オープンワールドではない中世ヨーロッパ舞台のゲーム
ここからは、オープンワールドではない中世ヨーロッパが舞台のゲームを紹介していきます。
オープンワールドではないですが、それゆえに表現できるフィールドの変化や、パズル要素のあるフィールド移動にはオープンワールドにはない面白さを持っています。
プレイグテイルイノセンス
作品名 | プレイグテイルイノセンス |
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発売年 | 2019年 |
開発元 | Asobo Studio |
プレイグテイルイノセンスは、英仏百年戦争が行われていた1349年のフランスが舞台です。
当時恐れられていた「黒死病(ペスト)」をネズミに見立てて、ネズミに食い荒らされた家畜や人間の死骸などがフィールド上にあるダークな世界観です。
中世の雰囲気を感じられる審問官
そんな中、貴族の娘である主人公のアミシアと弟のユーゴは、ある日突然家にやってきた異端審問官に襲われ、異端審問官とネズミから逃げることになります。
ストーリーでは、アミシアとユーゴの姉弟の強い「絆」を感じさせるストーリーで、仲間との辛い別れや、アミシアとユーゴの成長物語でもあります。
中世フランスの世界観
中世フランスのレンガや藁でできた家が並ぶ村は、まるで「異世界ファンタジーアニメ」に出てくる村そのもので、「一回でいいから、ここに住んでみたい!」と思わせられます。
その他にも自然の木々が美しく、ゲーム序盤でアミシアが木々に囲まれているシーンは必見です。
ゲームの中盤から、アミシアやユーゴたちは廃墟となった古城を自分たちの隠れ家として使い始めます。
誰も住んでいない広々とした城を子供たちだけで生活するなんて、子供の時に誰もが夢見る展開で非常にワクワクしました。
2人で行動するステルスアクション
基本的には、主人公のアミシアはユーゴと手をつなぎながらフィールドを移動していきます。
このゲームは基本的にステルス状態で進めていき、敵に見つかってしまうとゲームオーバーです。
その他にも異端審問の兵士たちには、アミシアはスリングで石を投げつけて、ステルス状態で殺すこともできます。
以外にも楽しいパズル要素
夜になるとネズミは活発に動き出しますが、ネズミは炎や灯りに弱いので、松明や炎石などの道具を使って「パズル」のようにネズミを退かせ「道」を開いていきます。
剣で戦うなどの派手なアクションはありませんが、ステルスやパズル要素などが詰まったこれまでにないゲーム性を持っている独特なゲームです。
主人公はステルスでしか敵を倒せいないほど無力なので、パズル攻略や戦略性が求められるゲームとなっています。