今回の記事ではニーアオートマタの感想・評価記事を書いていきたいと思います。
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ニーアオートマタの感想・評価まとめ
ニーアオートマタの主人公は今は月に行ってしまった人類が製造したオートマタです。オートマタたちの敵は地球を侵略しに来たエイリアンが製造したアンドロイドたちです。
オートマタたちは人類のために頑張って戦っています。
オートマタVSアンドロイド
これが本作の敵と味方の構図になっています。
本作の特徴は美しいグラフィックと音楽、そして魅力的なキャラクターたちです。キャラクターたちはほとんどがロボットですが、人間らしさをもったキャラクターばかりです。
前作ニーア・レプリカントを遊んでいなくても大丈夫
結論からいうと前作のニーアレプリカント、世界観を共有しているドラッグオンドラグーンを遊んでいなくても問題ありません。
というのも時代が全く違うのでニーアレプリカントの話がニーアオートマタに直接関係することはなありません。しかしニーアレプリカントをプレイした方であれば考察しがいのある設定となっています。
前作のデポルとポポルというキャラクターが本作でも登場しますが、別個体なので気にする必要はありません。
マップについて
ニーアオートマタのマップはシームレスのマップですが、完全なオープンワールドマップかと言われると微妙で、ダークソウルやSEKIROのように狭い洞窟や通路を通り抜けた先に別の大きなマップが存在していると言うイメージです。
しかしマップはどれも多彩です。ニーアオートマタの世界設定は人類が地球からいなくなった後というものなので、工場、遊園地や集合住宅、ショッピングモールの廃墟がマップとなっており、どれも独特な雰囲気を出しています。
またそれらの美しいマップを演出する素晴らしい音楽も必聴です。この音楽がニーアオートマタの独特な世界観を作り上げていると言っても過言ではありません。
アクション要素について
プラチナゲームズが開発を担当していることもあってか、アクションがスタイリッシュで、操作もしやすくなっています。武器は小型剣、大型剣、槍、格闘の四種類に加えて、ポッドによる弾幕攻撃があります。
ボス戦では横スクロールアクションの演出もあります。雑魚敵の体力は少ないので、雑魚敵との戦いで苦戦すると言うことはありません。
ポッドによる弾幕攻撃は常にボタンを押していないといけないので、指が疲れてしまいます。またジャスト回避を行うとかっこいい演出が入ります。
難易度をEASYにすることで、オートチップを装備できるようになります。オートチップを装備すると、コントローラーに触れなくても攻撃や回避を全て自動で行ってくれるオートモードになります。
またこのオートモード中は、いつでもコントローラーに触れて操作することでマニュアル操作に戻すことができます。
シューティング要素について
本作ではハッキング時と飛行ユニットによる空中戦はシューティングゲームになります。
ハッキングでは核となるボールを破壊すればいいのですが、それを破壊するのが難しいです。
また後述しますが、本作にはエンディングが何種類かあるのですが、その一つのエンディングを見るためには鬼畜難易度のシューティングをクリアする必要があります。
ストーリーについて
ニーアレプリカントやドラッグオンドラグーンを製作したヨコオタロウ氏の作品なので、本作ニーアオートマタも鬱っぽいストーリー(ニーアレプリカントやドラッグオンドラグーンよりかはまだ救われた内容)です。
どこぞのインタビューでニーアオートマタはハッピーエンドですとコメントされてましたが、言葉通りに受け取るのは少し危険です(笑)
本作は三周目から怒涛の展開になります。三周目から意外な展開になり、プレイヤーの予想を裏切ってきます。
今後の展開に繋がるのかな?と思わせるような明らかになていないことも多いままエンディングとなりました。ニーアオートマタの続編はないにしてもニーア・DODと共通の世界を持ったゲームはまた発売されるのではないかと思います。
周回要素について
本作では、一周目は10時間ほどでクリアできますが、それは全クリではありません。全クリするまでには三周する必要があります。三周目クリアで20時間ほどになります。
周回と言っても全く同じ内容のものを三回繰り返すわけではありません。
一周目(Aエンド)は2B目線(2B操作)でストーリーが進みますが、二周目(Bエンド)からは一周目で2Bが体験したストーリーを9S目線(9S操作)で見てみるというものです。
上手い具合に一周目の内容がカットされているので、同じことをやらされているという感覚は全くありませんでした。
そして三周目から物語は急展開へと向かいます。三周目はこれまでのストーリーの続きをプレイすることになります。
エンディングについて
本作ではエンディングがAエンド~Zエンドまでの26種類あります。
しかしほとんどがバッドエンディング(ゲームオーバー演出)となっており、ストーリー中に選択肢を間違えて指示されたことをしなかった場合に発生します。そのようなエンディングは一瞬でクレジットが流れてタイトル画面に戻されます。
Aエンドは一周目をクリアすると見ることができ、Bエンドは二周目をクリアすると見ることができます。C,Dエンドは三周目のラスボス戦直前の選択肢によってどちらかを見ることができます。
Eエンドはシューティングゲームとなっています。
ニーアオートマタが合わない人
本作のアクション要素は最高ですが、ストーリーは「人を選びます」。
正直に言うとストーリーが鬱っぽい(狂的な?)内容なので、「こんな展開受け入れられない!」と思い人もいると思います。
このニーアオートマタの荒廃した世界観が好きな人や、爽快なアクションを求めている人にとってはお勧めできる作品です。
ニーアオートマタと他作品とのコラボ
ニーアオートマタの主人公の2Bは、他のゲームにもゲストキャラクターとして登場しています。格ゲー「ソウルキャリバー6」のダウンロードコンテンツを購入すると2Bが使えるようになります。
またニーアオートマタのゲーム本編にはFF15の「エンジンブレード」やドラゴンクエストの「ひのきの棒」などが落ちており、主人公が武器として使えるようになります。
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